問題解決の前に考えたい! 分析を行なう3つの目的

ビジネスで分析による検証を行なうことは多いですよね。なぜ分析を行うのでしょうか? 分析を行う理由は問題解決を行うためです、しかし、問題解決の前に分析の目的を理解しなければ、分析の意味がなくなってしまいます。今回は、素早い問題解決を行うために知っておきたい、分析を行う3つの目的を紹介します。


■分析の目的

分析の目的は、

問題を発見する
相手を説得する
自分を納得させる

の3点です。

1. 問題を発見する

精神科医やカウンセラーに心理分析をしてもらうとき、多くの人は自分自身が知らないことや気づかないこと、あるいは本当のことがわかるのではないかと期待しますよね。これはコンサルタントにコンサルティングを依頼する場合でも同様です。顧客は自分の気づいていない問題、見落としている問題を発見してもらうことを期待しているのです。顧客の問題や課題を発見するため、あるいは現状を診断するために分析を行ないましょう。

2. 相手を説得する

問題や課題を発見した後、それを相手に理解してもらうため、相手を説得するためにも分析を行ないます。たとえばあるメーカーの商品開発担当者が、自分たちがよい製品を開発しているのに売上げが上がらないのは、営業やマーケティングに問題があるからだと思っているとしましょう。しかし、実際に調べてみたら、営業やマーケティングに関しては他社と比べて違いがなく、問題なのは製品力がないことだとわかりました。担当者は、その結論について、簡単には納得できないでしょう。そのために、担当者にその製品はなぜ競合他社に比べて劣っているのか、あるいは消費者からどう思われているのかということを理解してもらうために分析が必要となるのです。

3. 自分を納得させる

この問題の本当の原因はこれではないかと自分なりに考え、それが本当に正しい答えかどうか、あるいは他に答えがあるのかどうかを自分で納得するために分析を行います。

分析の目的は、問題を発見する、相手を説得する、自分を納得させるためでした。目的をきちんと理解した上で、分析を行いましょう。

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