あなたを忙しくさせている3つの思い込みの罠

日々「忙しい」と口にし、時間をうまく使いたいと願う人は多いのではないでしょうか。しかし、そう思うあまりに自分は忙しいと必要以上に思い込んでしまう人も多いのです。そんなあなたを忙しくさせている思い込みの罠について紹介していきます。あなたも知らないうちに思い込みの罠にハマっているかも……?


1. 重要で緊急なことから効率よくこなさなきゃ、と思い込んでいないか

世の中のタイムマネジメント本の多くは重要性と緊急性を物事の判断基準に据えています。そして、重要性、緊急性の高いものからこなしていくよう説いています。しかし、「会社の一員としてはこの仕事をやり遂げないと帰るべきではないが、息子の誕生日だから家族の一員としてどうしても早く帰りたい」など、複数の重要性が重なり葛藤し、苦しい思いをしてしまう人も沢山います。

これは単純に解決される問題ではありませんが、単なる「重要性・緊急性」という軸ではなく、「自分の判断基準」を知っておくとそれが助けになってくれることがあります。

自分の判断基準がよくわからないという人は、今までの人生の中で転機になったことを3つ書き出し、その時の選択肢からあえて現在の道を選んだ理由について考えてみてください。そうすることであなたがどんなことを大切な判断基準として据えているのか見えてきます。

2. 「もっとやらなければ」「もっとがんばらなければ」と思い込んでいないか

ちょっとでも時間があると「もっと、これもできる」「あれもやらなくちゃ」と色々なことを詰め込んでしまい自ら苦境に陥っている人をよく見かけます。「やめる」ことに罪悪感を覚え、つい「もっともっと」とやり続けてしまうのです。この「もっともっと」は頭の働きであり、心と身体が置いてけぼりになってしまっている状態です。

仏教では「止観」という言葉があります。文字通り、いったん今やっていることを止めて観察してみましょうという意味で、止観は悟りに至るためのチャンスとも捉えられています。

音楽も休符があることで美しくなります。「やめる」ことは勇気が要りますが、生活に休符を入れる気持ちでいったん止まって今自分の抱えていることを観察してみましょう。

3. オンとオフの切り替えが下手だと悩んでいないか

「オンとオフの切り替えをうまくやろう」とはよく言われることですが、無理に切り替える必要はあるのでしょうか。どんなに仕事に打ち込んでいる人でも、ひとつのことだけに集中していると気持ちが緩んだり飽きたりします。また、オフでゆっくり休んで仕事を頑張ろうという考えは、オフがオンのためのオフという位置づけになってしまい充実しないのではないでしょうか。大変な仕事の中にも楽しみを見つけ、義務感をできるだけ減らすことがオンもオフも楽しむことに繋がっていくはずです。

思い込みを取り除くだけでも、心持ちが軽くなります。セルフコーチングの第一人者・本間正人氏の著書『忙しさを上手に手放す思考術』では、日々の忙しさから逃れ、時間をデザインしていく方法が紹介されています。

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