「気合いと根性」よりも「食事と睡眠」が大切である

「企業戦士たるもの、寝る間も惜しんで働き結果を残すべき!」

日本人であれば、一度は聞いたことのあるフレーズ。特に、1年のはじまりや異動など環境の変化があると、たくさん働いて結果を残し、出世してやるぞと意気込む人も多いでしょう。でも、ちょっと考えてみてください。体力のある若いうちはまだいいかもしれませんが、5年後、10年後も同じ調子で働けるでしょうか。20代はいいかもしれませんが、30代になるとカラダが悲鳴をあげはじめるのではないでしょうか。

肉体で勝負する一流のアスリートは、常にコンディションを気にかけています。どんな状況においても結果を残さなければいけない彼らは、最高のコンディションになるよう調整しているのです。そしてそれは、一流のビジネスマンも同じです。「一流の人はなぜそこまで、コンディションにこだわるのか?」の著者である上野氏と俣野氏も、自分のコンディションに細心の注意を払い、どんな状況でも仕事を成功させることの出来る人こそ、一流のビジネスマンだといっています。そこで今回は、一流の仲間入りをすべくコンディションを良好に保つヒントを3つ紹介します!


◆あなたのカラダは半年前に食べたもので出来ている

野菜を食べはじめたからといって、昨日今日ですぐに体調が改善するということはありませんよね。確かに、食べたものはエネルギーに変わり、栄養を吸収されたものは排泄物として外に出ますが、栄養素は蓄積され、半年という歳月をかけてカラダの一部になります。つまり、今肌が荒れている人は、ここ2、3日の生活が乱れていたからではなく、半年前の生活が原因になっているといえます。

新鮮でカラダに良い栄養素なら健康的に、添加物などが入った加工食品を食べ続けると悪いものが蓄積され、徐々にカラダに表れてくるのです。目の前の今だけを見て生きるのではなく、半年後の自分のパフォーマンスを考え、効率の良い生活習慣を身につけるほうが賢いといえるでしょう。

◆空腹を味方につけるべし

人間の頭が最も働くときが空腹時だということをご存知でしょうか。つい食べ過ぎてしまったランチの後は、眠くなってしまうということがありますよね。つまり、大事な会議やプレゼンが午後に控えているときは、ランチを腹五分目に抑えておく方がいいのです。

食事の量を減らすことで、栄養が足りなくならないのか?という疑問も生まれるかもしれませんが、一食抜いたとしてもカラダに影響はありません。むしろ、消化するための負担が減らされるので、体内のエネルギーを他のことに使うことができます。

また、本当に栄養が足りなくなってしまった場合は、カラダに備蓄してある脂肪が使われるので問題はありません。空腹状態に耐えられないという人もいらっしゃるかと思いますが、こう考える習慣を持ちましょう。「この空腹が脂肪を燃焼してくれている」(脂肪は空腹時にのみ燃焼されるから)

◆世の中の常識を疑う習慣をつけるべし

上野氏と俣野氏は、「健康のためだと思ってやっていることが、実は健康を害している場合もある」と指摘しています。例えば、栄養ドリンク。「今夜は徹夜で仕事を仕上げるぞ」というとき、栄養ドリンクに頼っている人も多いはず。しかし、そのドリンクの成分表に明記してある「タウリン」や「ニコチン酸アミド」について説明できる人はいるでしょうか。カラダに入れるものなのに、きちんと理解しないまま口にしていることもあります。

実は、「タウリン」や「ニコチン酸アミド」は興奮作用のある成分で、その効果も一時的なものに過ぎません。そのため、後からどっと疲れてしまうということもあります。どうしても徹夜しなければいけないときは栄養ドリンクに頼るのではなく、仮眠を取ったほうが効率的です。

気合いと根性こそ、良い結果に結びつく術であるという考えは確かに間違いではないかもしれません。努力の伴った結果がでることは素晴らしいことではありますが、過激な食生活の変化をせずとも、普段の意識や習慣を変えることで、常に良い状態でどんな仕事にも臨めたほうが一流のビジネスマンだといえるのではないでしょうか。

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