ミドルリーダーのための時間術とは?

時間術に関する本はさまざまなものが出ています。そのどれもが自分のための時間をどう使うかといったことに主題が置かれています。確かにそれは、多くの人にとって重要なテーマです。しかしながら、ある程度年齢を重ねてくるともうひとつの時間術というものも重要になってくるのは確かでしょう。それが中間管理職などによる他人のための時間術、部下のための時間術です。


何をすればいいのか?

山中伸之による『30代、40代を賢く生き抜く! ミドルリーダーのための「超」時間術』(明治図書出版)は、タイトルの通り、ある程度会社の中において中堅クラスになってきた人たちへ向けた時間術の本です。こういう立場の人は、上司と部下の板挟みであるといったこともあるかもしれませんが、そこにおいては何をどうすればいいのか実はよくわかっていないという人も少なくないでしょう。さらに、この立場の人には選択が求められますが、その選択が間違っている場合などには会社に大きな損害をもたらすこともありますよね。いわば、この世代の時間術をどうするかは、本人だけではなくまわりの重要な問題でもあると言えるでしょう。

充実と喜びを求める

さらにこの年齢になってくると仕事の単純な達成感ばかりではなく、やりがいや、人生において仕事をどう位置づけるのかといったところまでも含めた考え方になってきますよね。そこにおいては、ちょっとしたときに振り返ると虚しさを感じてしまうといったことも場合によってあります。そうならないために、抜け殻とならないためにどうすればいいのか、そうした仕事の哲学についても記された本だと言えます。タイムイズマネーとはよく使われる言葉だと思いますが、まさに時間が仕事の哲学やあり方、さらにはその人の人生までを決めてしまうといったこともあるのだと気付かされる本ですね。

    
コメント