仕事と時間の関係を考える

仕事をどのようにこなしていけばいいのか、仕事術に関する本は多く出版されています。その多くは著者の成功談をもとにした自伝的な要素の仕事術、あるいはライフハックを紹介した方法論の仕事術を記した本になっています。一方で、時間術の本もメソッド紹介的な内容であることが多いと言えるでしょう。


仕事と時間をつなげる

そこにおいて抜けている視点は仕事術と時間術のリンクなのではないでしょうか。では両者をどのように結びつけていけばいいのか。その問いに答えを出した本が野呂エイシロウによる『成果につながる! 仕事と時間の「仕組み術」』(明日香出版社)です。著者は放送作家として活躍する傍ら、学生時代にはマーケターとして学生向け家電の企画立案などに関わった人物です。放送作家というと番組の企画を考える人といったイメージがありますが、著者はそれだけに留まらないマルチな活躍を見せています。

ズボラだった?

しかしながら、著者はもともと自分の性格はズボラであったと分析しています。フリーランスで放送作家をしていると、来た仕事を次々と受けているうちに、どうしてもパンクしてしまうといったことがありました。放送作家において、そうした行為は信頼を裏切ってしまうことにもなりかねません。実際に、著者もダブルブッキングや遅刻を繰り返し、仕事を失ってしまった時期があるそうです。

デジタル管理

そこで、著者はさまざまなスケジュール管理法を試した結果、デジタル管理におちつきました。用いているのはグーグルカレンダーです。ここまではよくあるライフハック術といえるかもしれません。しかし、著者はスケジュールに動機を書き加えることによって、モチベーション作りを心がけました。こうした一工夫で大きく変わってくることもあるのだという気づきを与えてくれる本だと言えるでしょう。

    
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