人の心を掴んで離さないキャッチコピーの作り方とは?

私たちの生活の周りにはキャッチコピーが溢れ、最近では映画「アベンジャーズ」のキャッチコピー「日本よ、これが映画だ」が話題となりました。良いキャッチコピーとは不思議なもので、心の奥底に残るもの。けれども、いざキャッチコピーをつけるとなると難しく雲をつかむようなものです。今回は、コピーライターではない私たちはどのようにキャッチコピーを作れば良いのか、一緒に考えていきましょう。


■見ている人との関係性を持たせる

優れたキャッチコピーには特徴があります。例えば、次の文章を見てください

  • 子供を産まない女性が増えている
  • 産まないかもしれない私

上の文章では単なる事実を伝えているだけですが、下のキャッチコピーでは見ている人にとって自分も当てはまるのではないのかと訴えかける内容になっています。

また、下の二つの文章を見てみましょう。

  • 少ない理由
  • なぜ、あなたの会社では儲からないのか?

下のキャッチコピーのように、見ている人に問いかけることも重要なテクニックです。問いかけられることで、自分の問題として置き換えるため、キャッチコピーと見ている人の間に関係性が生まれるからです。

■あえて短く、そしてスピード感を持たせる

キャッチコピーでよく使われる手法として「短く言い切る」というのがあります。

  • 言葉は習慣によって身につくものである
  • 言葉は習慣である

上の文章のように伝えたい言葉も、下のキャッチコピーのようにあえて短く言い切ってしまうことで、見ている人の思考を促したり、印象強くさせる効果があります。

  • 痴漢は犯罪です
  • 痴漢あかん

同様に、下のように、スピード感を出すことも効果的な手法です。また、下のキャッチコピーでは韻を踏むことによる語呂の良さがあるため、一層印象強いキャッチコピーとなっています。韻を踏むことも、「インテル入ってる」などのようにたびたび使用される手法の一つだと言えます。

■直喩・隠喩でたとえる

比喩というのは見ている人にとって情景を思い描きやすくなるため、比喩で表現するということはキャッチコピーを作る上でも非常に役立ちます。

  • 軽やかにステップを踏み、素早くパンチを入れる
  • 蝶のように舞い、蜂のように刺す

「のように」などを用いた表現が直喩。下の文章では、直喩で表現しながらも反復表現で語呂も良いものとなっています。

  • 商品開発の進め方について
  • 商品開発はサーフィンだ!時代の波をつかんでヒット商品を

直喩と異なり、「のように」などを用いないのが隠喩です。下の文章では、商品開発の進め方をサーフィンとたとえていますが、こうした隠喩表現の方が、平坦な文章よりも時に強く見ている人にとって響きます。

ここで紹介したのは、まだまだキャッチコピー作りのための本の一部にしか過ぎません。

『キャッチコピー力の基本 ひと言で気持ちをとらえて、離さない77のテクニック』

では、数多くのキャッチコピーのためのテクニックを紹介してるので、文章表現に困ったときには参考にしてみてはいかがでしょうか。

『キャッチコピー力の基本 ひと言で気持ちをとらえて、離さない77のテクニック(川上 徹也)』の詳細を調べる

    
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