心ゆさぶる文章作用とは?

ネットの時代になって、かつてより文章を書く機会が多くなっているのは確かなのではないでしょうか。特に、ビジネスの文章といった仕事で使うものとは別の新たな文章を書く機会が多く出ているのではないかと思います。それはSNSなどで発信する日記のようなものと言ってもいいでしょう。

いつ書いたのか?

こうした文章というのは本来ならば、家族などへ向けて書くものか、あるいはラブレター、あるいは小学校の作文の時間などに書いたきりという人も少なくないかもしれません。そうした文章を書く機会がかねてより増えていることは確かでしょう。そうしたときにどのような内容を書けばいいのか、何を表現すればいいのか、その前で迷ってしまう人は少なくないかもしれません。そうしたときに役立つ本が島田雅彦による『簡潔で心揺さぶる文章作法:SNS時代の自己表現レッスン』(KADOKAWA)です。

短文のテクニック

本書で紹介されているのは、小説家として活躍する著者の短文でいかに人に感情や思いを伝えられるかというテクニックです。いわば、言葉のプロによるアドバイスであるわけですから、それは一定の説得力があるといえるでしょう。

SNS時代

やはりSNS時代に何が求められているのかといえば、限られた字数とスペースの中でいかに思いを伝えるかであるでしょう。さらには無機質な言葉があふれている今であるからこそ、そこにおいて大切なものは感情にいかに訴えかけるかという点でもありますね。本書は著者自身の話ばかりではなく、古今東西の名著から引かれてきた言葉も多く紹介されています。現在に至るまで残っている言葉というのは、やはりそれなりの意味があるものでもあるでしょう。

大学の授業がもとに

本書は大学の授業がもとになっているものです。いわば現代の若者に向けられた言葉であるわけですから、非常にわかりやすい内容にしあがっていると言えるでしょう。