言葉は短いほどいい? 食事は5文字で誘え!

あなたは誰かを誘うときに、どんな言葉で誘っていますか? 

「この間、友だちに『○○』っていう映画がすごく面白いって聞いて、男同士で行くのもなんだし・・・これまでずっと忙しかったんだけど、今週末急に時間ができたから、もし良かったら一緒に行かない?」なんて長い言葉で誘っていませんか? 

それよりも言葉は短く誘うほうが効果的です。言葉は短ければ短いほど強くなるからです。言葉は短いほどいい理由と、たったの「5文字」で女性を食事に誘う方法を紹介します。


言葉は短いほど強くなる!

なぜ「短い」ほどよいのでしょうか? それは、言葉は、短ければ短いほど「強く」なるからです。古今東西のさまざまな「名言集」を思い出してください。どれも3行以内です。

ヘンリー・フォードの名言で考えてみよう!

さまざまな名言が心に響くのはなぜでしょうか? それは短いからです。たとえば、

「できると思ってもできないと思ってもどちらも正しい」

これは、自動車王ヘンリー・フォードの名言です。しかし、この名言を、

「最初からできないと考えていたら、それは失敗します。できると考えていた人がことを成し遂げるのです。できると考えていても、できないと考えていても結果はその通りになる。つまり最初にどう考えたとしてもそれは正しかったということになります」

と長々と話していたらどうでしょうか? どちらがあなたの心に刺さりましたか? 多くの意味を込めた想いを短くいい切るからこそ、言葉は強くなるのです。

ドラマやマンガの決めゼリフも短い!

「お前はもう死んでいる」
「月に代わってお仕置きよ!」
「この紋所が目に入らぬか」

こうしたマンガやドラマの決めゼリフも、短いひと言だから決まります。

「自民党をぶっ壊す!」
「改革なくして成長なし!」

のように、短くいい切ることを得意としていた小泉純一郎元首相が国民の人気を集めていたのも、その「ひと言」に秘密があるのかもしれません。

家族旅行に行きたくなる「ひと言」とは?

たとえば、家族旅行に行きたいと思っているお母さん。「新しいクラブが欲しいなあ」なんてつぶやきながらゴルフクラブのカタログを眺めているお父さんに、

「そんな余裕があるなら、家族旅行にでも連れて行ってよ。ここ数年、静岡の実家くらいしか行ってないじゃない!」

なんていうと、どうでしょうか? 「好きでやってるんじゃない、付き合いなんだ!」なんて言葉が返ってきて、喧嘩になってしまうかもしれません。でも、沖縄旅行のパンフレットをそっと渡しながら、「モノより思い出よ」とひと言でいうとどうでしょうか?

お父さんも「そういえば最近、子どもたちと遊んでないよなあ」なんて反省して、ゴルフクラブ代が沖縄へのチケット代になるかもしれません。

「モノより思い出」

これは、日産自動車のファミリー向けミニバン「セレナ」の広告コピーです。こうした短いひと言には、ごちゃごちゃ長く語られるよりもはるかに人を動かす力があるのです。

食事に5文字で誘う

ある男性向けの雑誌では、女性を食事に誘う時は、「驚くほどパスタの旨い店があるんだけど行かない?」というと良いと書いてありました。しかし、私ならそんなふうに長々話すよりも

「腹、減らね?」

の5文字で誘います。タイミングが合えば、すぐに「空いたー」と返ってくるのではないでしょうか。日清食品のカップヌードルのコピー「Hungry?」が刺さるのと同じことです。

このように、言葉は短いほど強くなります。
言葉を短くする技術は、誰かを誘う時だけでなく、仕事はもちろん自分の考えを伝えるあらゆる場面で使えます。

放送作家である石田章洋さんの本「企画は、ひと言。」では、テレビマンならではの、言葉の技術を教えてくれます。言葉少なく、本質を伝える技術が学べます!

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