調べて書く技術とは?

ライティングをするためには、書く内容がなければいけません。つまり、アウトプットとインプットの関係ですね。

どうすればいいのか?

そもそも調べるとはどういうことなのか、書くために調べるにはどうすればいいのか。そうしたベーシックな技術について解説がなされたものが野村進による『調べる技術・書く技術』(講談社)です。著者はノンフィクションライターとして幅広い分野の執筆を手がけている人物です。当然、ひとつの作品を作り上げるには膨大な資料をあたり、さらに人に直接会ってのインタビューなどを経て文章を書いています。そのような仕事をどのように行ってきているのか、その裏側が開陳された本が、本書です。

実践的な本でもある

本書は実践的な本であるといえるでしょう。なによりも著者の実体験、実際の行動の裏打ちがありますので、当然ながら、現場で起こりうるトライアンドエラーにどのように対処してきたのかといった点についても記されています。単なるマニュアル本にとどまっていないところも魅力であるといえるでしょう。

分野ごとに紹介

さらに本書では「テーマを決める」といった基本的な作業から「人に会う」「事件を書く」「体験を書く」といったそれぞれの設定ごとに解説がなされています。資料収集といった基本作業についても触れられていますので、長短問わず文章を調べて書くにあたって役立つ本となっています。