苦手を得意に変える文章術

文章を書くのは、苦手であるという人は少なくありません。就職活動のエントリーシートなどには書く内容がびっちりと決まっていますが、それだけのスペースを埋める内容がない、といった悩みを抱える人はいるでしょう。さらには頭の中には、それなりにイメージの原形というべきものがあるにもかかわらず、なかなかうまくアウトプットできないといった悩みを持つ人もいますね。

苦手を得意に変える

こうした悩みを抱える人にとって、必要なものは、苦手をいかに得意に変えていくかという作法ではないでしょうか。そのようなことをきちっと意識できるようになるならば、おのずと道は開けてくるものもあるかもしれません。唐木元による『新しい文章力の教室:苦手を得意に変えるナタリー式トレーニング』(インプレス)です。著者は、複数の出版社勤務を経て、「コミックナタリー」「おやつナタリー」「ナタリーストア」と3つのナタリー系サイトを立ち上げた人物です。

文章力をつけるポイント

本書では文章力をつけるポイント、苦手な文章を得意に変えるポイントについて紹介されています。文章が苦手な人というのは、いきなり書き始めるといったことを行ってはいないでしょうか。そうではなく下書きやメモをもとにすれば、それなりの文章の輪郭というべきものを描くことができますよね。そうした前調べの重要さや、さらには体言止めなどのやりがちなテクニックの問題などについても指摘しています。

まず同じことを

こうした文章術の本で必要なのは、まずは書かれていることに従ってみる、それを実践してみるといった謙虚な姿勢ではないでしょうか。本書はその点においては、誰にでもすぐにでも実践できるテクニックが網羅されていますので、そこにおいては非常にためになる本だと言えます。デスクのそばにでも置いておいて、いつでも参照できるようにしたい一冊でもあります。