『アイドルのウエストはなぜ58センチなのか』 -数字が私たちに与える印象-

巷のアイドルのスリーサイズを観察していると、どのアイドルも「ウエストは58センチです♪」と答えています。そのおかげで、一時はアイドルの定義は「ウエストが58センチかつ歯並びが悪いこと」だと思っていました。しかし、それはどうやら間違いのようでちゃんとした理由があるようです。今回はアイドルのウエストから読み解く「数のサブリミナル効果」を紹介します。


数のサブリミナル効果とは?

アイドルのウエストが「58」センチなのは「数のサブリミナル効果」によるものだといわれています。サブリミナル効果とはその人自身が気付いていない潜在意識を刺激し、何らかのアクションを起こさせる効果のことです。今回のアイドルのウエストの場合、サブリミナル効果は「5」ではなく「8」の方に働いているとのことです。

日本人の場合、「198円」や「1980円」など「8」に関係する数字に惹かれやすいとのことです。これは理屈では理解できなくとも、何となく感覚で理解出来るかと思います。本記事を書くにあたって参考した本『アイドルのウエストはなぜ58センチなのか―数のサブリミナル効果』では「8」を以下のように説明しています。

  • 「8はくびれてセクシーな数字」
  • 「8はスリムな数字」

確かにセクシーかもしれません。ですが、巷にはセクシーじゃない「8」の方が沢山あります。一袋「198」円のじゃがいもを買うためにセクシーさを求める人はいないでしょう。何か他の理由がありそうです。

データから考えてみると、スカートのサイズの豊富さから日本人女性のウエストサイズは「70」センチ前後が中心。「58」センチというのは「一般人より細い」という意味と「60」センチを下回っている“チョイ下”感、「8」の発音の切れ味などが関係しているのではないかと思われます。

その一方で外国となるとまた話は違ってくるようです。欧米人は最後が「9」になるものを好むとのこと。確かに「9」を好むというのは感覚的に理解でき、街角には「99」セントストア、映画館には「Nine」、ビリヤードといえば「9」ボール、駅は「9と3/4」があります。

加えて「0」という数字も好まれています。それも買い物の場でよく見られ、計算を楽にするためなのかと思われます。アメリカは外税で週ごとに消費税が異なるのでそれを考慮にいれているのかもしれません(とは言いつつ、カード社会のアメリカではそんな細かなことを意識して数字が使われているのか疑問ですが……)

いずれにせよ、感覚や感性、はたまた脳に関しては研究する余地が大いにあります。とりあえず、数字には理屈で説明できない何かがあることを覚えておけばよさそうです。

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