AIはどこまで優秀か?

将来、今人間がやっている仕事のほとんどが人工知能であるAIにとってかわられるといわれています。しかしながら、本当にそのような未来がやってくるのか、現在の私たちの想像力ではなかなかイメージがしづらいのも確かでしょう。


子どもより上?

しかし、AIの進化はすさまじいものです。新井紀子による『AI vs. 教科書が読めない子どもたち』(東洋経済新報社)では、AIはすでにMARCHレベルの大学の合格力を得ていると解説し、一方で、教科書が読めないレベルの子どもたちがいるという現状を記しています。対比的ですが、これは将来的にこの構図がさらに拡大してゆくことは容易に想像されるでしょう。

何をなすべきか

本書では、人間にしかできない仕事を紹介する一方で、AIによってホワイトカラーの仕事のほとんどが分断されていくのではないかといった未来像も予想されています。タイトルは扇情的ではありますが、今AIがどこまで進化しているのかを知るには最適な一冊であるといえるでしょう。著者は国立情報学研究所教授としてAI研究に携わっています。そのため、そういった分野における最新の知見を本書で記すことが可能になっているのです。AIは、人間社会にとって救世主となるのでしょうか、それとも悪魔となってしまうのでしょうか。未来を知るためにまず手にとってみたい本ですね。

    
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