アメリカの仕事に「引き継ぎ」はない?

日本の会社には引き継ぎと呼ばれる制度があります。会社をやめる場合、それまでレギュラー的に持っていた仕事を、後任者に引き継ぐというものですね。例えば取引先への連絡先や伝達事項といったものが相当します。しかし、これは日本独自に近いシステムであり、アメリカにはそのような制度がないと言われています。なぜ、アメリカの会社には引き継ぎがないのでしょう。


仕事がクビになる?

アメリカの会社は、ある日突然解雇となることがあります。それは一週間後や一ヶ月後というわけではありません。その日のうちや、あるいは1時間以内にすべての荷物を持って退去せよといった指令がくだされるようです。なぜそこまで急なのかといえば、時間があると、その間に会社に恨みを持つ人間が重要な書類を持ち出したり、あるいはプログラムを悪意ある書き換えをするといったことが報告されているためです。

新しい仕事がベスト

そのような短時間での退去を求められた場合は、当然ながら引き継ぎの時間はないと思われるでしょう。実際にありません。そして引き継ぎはそもそも必要ないものとされているのです。なぜならばアメリカの会社は、採用されるにあたって、より新しいアイデアや事業を提案することを求められます。これまでの事業をすべて捨ててでも、それ以上の利益が生まれるならばベストとされているのです。当然ながら取引先なども、新しい担当になればガラリと変わることがあります。これはなんとも非情な措置であると思われるかもしれませんが、これまでのしがらみがダラダラと続いていくよりも、利益を出す上では、アメリカ方式の方が最善かもしれません。これは日本とアメリカのそもそもの考え方の違いというものだと言えるのではないでしょうか。

    
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