中途採用という諸刃の剣。新卒採用の数年間は転職を思いとどまるべき?

中途採用には中途採用ならではのメリットがあるのはもちろんですが、デメリットやリスクも小さなものではありません。そうした現実を認識せず、中途採用を人材不足を解消してくれる万能な特効薬のように考えているのだとすれば、それは幻想に過ぎません。

中途採用がメリットとデメリットを併せ持つ両刃の剣であることは、企業側も個人の側も、ともによく理解しておく必要があります。特に、中途採用のデメリットを考えると、新卒採用の数年間は転職を思いとどまるほうがよいことが多いのです。


新入社員よ転職は思いとどまれ!

転職予備軍の人たち、とくに大学を卒業して就職したばかりの人たちが、「今の会社は期待はずれだった」「転職して、キャリアアップを図ろう」などと考えているのだとすれば、まず思いとどまっておくべきです。入社後数年で会社を辞めた前例をつくってしまうと、企業側も「再び同じことを繰り返すのではないか」と見るようになってしまいます。

また、企業側としては、新卒採用した人材に関しては、数年間は「育てる意識」を持っているものですが、中途採用した人材に対しては「成果を出せるかどうか」という物差しで測るだけになり、教育するという発想を持たなくなります。

そういうことを考えてみても、安易に現状から逃避しようとはせず、まずは最初に就職した会社で与えられた仕事に本気で取り組んでいくべきです。

転職によるキャリアアップを考えるのならば、20代のうちはひとつの会社でできる限り多くのことを吸収したうえで、30歳を超えた頃からそういう道はないかと模索してみた方がよいでしょう。

全ての人に当てはまるわけではありませんが、中途採用のデメリットを考えると、新卒採用の数年間は転職を思いとどまるほうがよいことが多いでしょう。

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