メモの魔力とは?

仕事においてもっとも重要なポイントとはなんでしょうか。そこにおいては、やるべきことをやる、さらにはミスをしないといったシンプルな要素が生きてきます。そのようなことは簡単にできるようでいて、なかなか実践ができないものです。そこにおいて重要なのはメモ力というべきものでしょう。

何が良いのか?

前田裕二による『メモの魔力 The Magic of Memos』(NewsPicks Book)は、いまもっとも注目されている起業家によるメモ術に関する本です。その人に関する仕事術などに関する本は多く出ています。しかし、そのどれもが、いわゆる仕事の哲学といったものに偏っているのが実情です。そこにおいて必要なのは、メモ力のような具体的なスキルではないでしょうか。

何が記されている?

本書はメモを重要な位置づけとしています。目にする情報をすべてがアイデアになるほか、本当の自分を見つめ直すのにも役立ちます。さらには夢を叶えるといった思わぬ効用もあります。いわば、メモというのは、自分の手を動かして完成させるものですから、そこには自分のすべてがあると言えるでしょう。これはメモは人生の羅針盤であるとも言えるかもしれません。実際に本書では、メモは人生のコンパスであるとも記されています。大仰な言葉のようでいながらも、確かに迷ったならば手を動かすといったことは案外重要な要素であるのかもしれません。たかがメモ術とあなどれない本です。