場づくりの教科書とは?

世の中にはあらゆるコミュニケーション手段が溢れています。特にインターネット空間のなかにおいては、なんでもそこだけで完結してしまう傾向がありますね。その分、人と人のつながりの意識が希薄になってしまいなのではないでしょうか。


場づくりの重要さ

そうしたときに重要なのが居場所作り、場所作りといったものではないでしょうか。長田英史による『場づくりの教科書 』(芸術新聞社)は場所作りに関する本です。もちろん場所作りに関する具体的な手段や方法、あるいは運営に関して必要なルール作りや会議のやり方といった細かい部分についても記されていますので、場づくりのハウツー本として非常に参考になる本です。しかし、そればかりではないのが本書の魅力であると言えるでしょう。

哲学も語られている

本書は場所づくりに関して哲学というべきものも記されています。すなわち、人はなぜ場所を求めるのか、場所を必要としているのかといった部分ですね。例えば、場所作りは一人の思いからはじまるといったことは、そもそも論でもありますが、なかなか気づきにくいポイントではないでしょうか。ある場所へ行き、ここはなんだか違うなと思えばその違和感に忠実にあって、自分なりの場所を模索してゆくことも場合によっては必要なのです。そうした場所作りの自由さの魅力を知ることができるのも本書の特徴であると言えますね。

    
コメント