奥深き獣医の世界

獣医師というとなかなか馴染みのない世界ですが、私たちの生活において欠かせない存在だと言えます。獣医というと、猫や犬を見る動物病院の先生といったイメージを思い浮かべるでしょう。それはやはり、身近にあるのが動物病院だからだと言えます。しかし、実際の獣医師の世界は、牛や豚などの家畜全般に関わる仕事を行っているもっと幅広いものなのです。


どんな世界がある?

そのような奥深き獣医師の世界を知ることができる本が、井上こみちによる『獣医師になるには』(ぺりかん社)です。本書は、なるにはブックスのひとつとして刊行されています。主に進路を考える中学生や高校生へ向けた本だと言えますが、もちろんそれ以外の読者であっても楽しめる内容になっています。獣医師という仕事がどのようなものであるのか、本書を一冊読み通せば手に取るようにわかります。

社会とつながっている仕事

なによりも、本書を読めば獣医師というのは動物をただ好きな人が向き合っている仕事ではないことがわかります。社会とつながっており、むしろ獣医師の存在なくしては社会が回らないとも言えるでしょう。さらに本書では、魚専門の獣医師や、エキゾチック・アニマルなどの変わり種ペットなどを担当する獣医師などが取り上げられています。これらを見るだけでも獣医師の世界の幅の広さが見えてくるのではないでしょうか。

獣医大学とはなにか?

さらに、本書では獣医師になるために学ぶ獣医大学についても記されています。6年制の学科において何を学んでいくのか。学費はどのくらいなのか。あるいはどういう人が向いているのかといったことまで細かく記されています。もちろん獣医師として就職を果たしたあとに、どのくらいの収入が得られるかといった部分についてもリアルな数字が記されているのでとても参考になる本だと言えます。

    
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