医療業界に様々な規制がある理由。医療業界に関する3つの法律

医療業界には、大きく3つの法律があります。その法律とは一体何でしょうか? 医療業界に様々な規制がある理由とともに、医療業界に関わる人が知っておきたい3つの法律を紹介します。


1. 医師法

医師法は、医療従事者が医療行為を行なうに当たり基本となる法律です。すべての医療行為は医師法で規制され、看護師などの他の医療従事者は、医師法による規制を受けながら、それぞれの国家資格を規定する法律により医療行為が許されています。

2. 医療法

医師法が医療を提供する人について規定しているのに対し、医療法は医療機関や医療を提供する体制を規定する法律です。たとえば、20床以上のベッドを持つ医療機関が病院であると規定したり、病床が一般病床、精神病床、療養病床、結核病床、感染症病床の5つあることを規定するのもこの法律です。

3. 薬事法

医薬品や医薬部外品、化粧品、医療機器の安全確保や品質に関して定めた法律です。それぞれの医薬品などの定義や承認されるための方法、品質などについても細かく定義しています。また、医薬品の販売や医療機器の管理についても触れています。

医療業界に規制がある理由

医療業界にはさまざまな規制があります。それに対して規制緩和を望む声は広くあるのですが、ある程度の規制はやむをえないことと言えます。

手術は、医師が患者の身体を、ある意味傷つける行為です。もし、資格のない人が手術を行なえば、これは傷害となり、まぎれもない犯罪行為に当たります。また、医師の資格がなかったら、最低限の質の保証さえなされません。医師資格という「規制」が、医療行為を行なう上で、知識や技術があることの担保になっているのです。

薬についても同様です。薬事法という法律が、高額にもかかわらず効果のない薬が市場に出回るのを防いでいると言えるのです。

このような理由で、医師法、医療法、薬事法が存在しているのです。

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