文庫と新書どう違う?

文庫本や新書本は、通常の単行本に比べれば安価に購入できます。ちょっとした知らない世界を把握するのにも最適なアイテムだと言えるでしょう。そもそも両者にはどのような違いがあるのでしょうか?


文庫と新書はどう違うのか?

まず一番大きな違いとして、両者はサイズが違うと言えるでしょう。新書は新書版と呼ばれるサイズで作られています。日本の場合は縦長サイズのものですね。さらに文庫本はA6判といって、新書よりも縦幅が短いサイズになっています。

役割が違う

さらに文庫と新書ではそのメディアに求められている役割が異なっています。文庫は単行本を文庫化されることがほとんどです。もちろん最近では単行本を経ずに文庫本のオリジナルとして出されることもありますが、ほとんどは既存の作品の文庫化ということになります。文庫化される作品は、それが文庫として広い読者に読まれる需要があるものと判断されたことになります。世の中を見渡してみると単行本止まりの作品も多くあるので、文庫化されるということはひとつの勲章だと言えるでしょう。

新書の役割は?

一方で新書の役割はどのようなものでしょうか。基本的には教養や読物などの内容が多く入っているのが特徴です。文庫にあるような、小説などをはじめとする文学作品は新書本には入りません。さらに新書本は出版社ごとにカラーがあるのも特徴だといえます。最近では新書の刊行点数が増えているため、文庫本のような、いったん単行本で出されたものを長期的にアーカイブとして保存していくような性質は持ち合わせていません。そこに関しては、後々まで残る可能性があるものは文庫本であり、忘れられてしまう可能性があるものが新書本だとも言えるかもしれません。両者は似ている部分もあれば違う部分もあるので、自分の目的に合わせて手に取るのがいいでしょう。

    
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