引用文に原稿料出るのはなぜ?

文章には引用と呼ばれる行為があります。他人の著作物を、出典の明記や文章の主従関係といったルールを守っていれば合法的とされています。引用のある文章は、通常は引用した文章を含めて文字数にカウントされ、執筆者の原稿料となります。これはなぜなのでしょうか。


見つけてくるのも仕事

これは、まず引用するための文章を見つけてくるのも著者の仕事だと捉えられるためでしょう。さらに一つの著作の中からどの部分を引用するかも著者のセンスであると言えます。そのため、引用文の配置の仕方を含めてひとつの著作物であると考えられます。さらに、引用された元の文章にもお金が発生するとなると手続きが面倒ですし、著者がお金欲しさに他人に長文を引用してもらうといったことも起こりかねません。

なぜ許諾がいらないか?

さらに、正当な方法を取っていれば引用には許諾は必要ないと言われています。これはなぜかというと、引用は肯定的な意味合いで引用することももちろんありますが、否定的な側面を持つこともあります。その場合、引用元の著者に「今からあなたの文章を批判しますが引用させてもらえませんでしょうか」と許可を取る人はいませんし、引用される方も許可しないでしょう。さらに、批判が禁止となってしまうと文化の発展がなくなるおそれもあります。そのため、ルールに則った引用は合法であり、許諾も不要であると著作権法で定められることになったのです。

    
コメント