高杉弾とは誰か?

高杉弾という人物がいます。知る人ぞ知る伝説の編集者ですが、目立った活動は行っていません。高杉弾は、自動販売機を通して売られる自販機本の編集者として知られることになります。この手の本ではアダルト系の本がメインなのですが、買う人は当然中身を見られませんので、裸のページをいくらか載せておけば、あとはいくらでも好きに編集できるメリットがありました。そうして誕生したのが『Jam』『HEAVEN』という雑誌であり、高杉は初代編集長を務めました。


編集者ではなく変質者?

高杉はのちのインタビューで、自分は「編集者ではなく変質者」であったと述懐しています。確かに彼が編集した雑誌の企画としては、当時のアイドルスターだった山口百恵のゴミ漁り記事など、本当かウソかわからないような記事が多くありました。

ネットで活動

高杉弾は『メディアになりたい』(JICC出版局)、『週刊本38・霊的衝動 100万人のポルノ』(朝日出版社)といった著作がありますが、ほとんど寡作な作家といえます。ただネットではホームページ更新や写真アップなどを定期的に行っています。高杉にとって重要なのは、それを表現する「メディア」なのであり、紙であろうとネットであろうとどこでも良いのかもしれません。最近は、テレビ番組の名物プロデューサーや、雑誌の編集長の回想録が多く出ていますが、高杉に関してもそうした著作が待たれるところです。

    
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