古本屋はもうからない?

本好きや雑誌好きの人にとっては、いつかは古本屋を開いてみたいと思う人もいるかもしれません。しかしながら、古本屋をやるにあたって覚悟が必要なのは、それほど儲かる商売ではないということですね。商売をする目的というのは人それぞれにあるでしょう。そこにおいて儲けたいというのも立派な動機のひとつです。それを叶えるにあたって、自分の目指す分野は妥当であるのか。いちど立ち止まって考えて見る必要はあると言えるでしょう。

物件が高い?

まず、古本屋をやるには物件が必要になります。自宅を改装して、といった人もいますが、それほどめぐまれた立地に住んでいる人はそうそういないでしょう。奥まった場所ではなかなか人が来てくれないのです。そうなるとやはり駅のそばで、人通りがある場所ということになりますが、そういう場所の店舗物件というのは基本的に家賃が高めに設定されています。さらに良い場所に構えている物件というのは、なかなか空きが出ませんから、そこでも物件を探すのが大変というのがあるでしょう。

売れる本は限られている?

さらに古本屋は利益が少ない商売です。例えば100円で仕入れた本が500円で売れるとするならば純利益は400円です。ですが、これが1時間に10冊売れるとかそういったことはまずありません。1日に1冊売れれば御の字といったところでしょう。さらに2000円で仕入れた本が5000円で売れたならば純利益は3000円ですが、その本が欲しいという人の絶対数は限られています。そうなると値引きをして売るといったことにもなっていきますから、一冊売れて数百円、あるいは数十円の世界です。それをアルバイトの日給くらい稼ぐにはどうすればいいのかと考えてみれば、古本屋はそれほどもうかる商売ではないと言えるでしょう。