石炭会社はかつて人気企業だった! 就職活動で内定を目指すべき優良企業とは?

就職活動では、サラリーマン人生で生き残る優良企業を選ぶことが大切です。企業選びを失敗すると途中でリストラや倒産になる可能性もあります。就職活動で内定を目指すべき優良企業とは何なのでしょうか?


かつて石炭会社は人気企業だった

1940年代から1950年代の就職人気企業は石炭会社でした。当時石炭は「黒いダイヤ」などと呼ばれて、産業の発展になくてはならないものでした。ですから、当時の学生の多くは石炭会社への就職を希望したのです。倍率が高くなるのですから、当然、優秀な学生が石炭会社に入社しました。

石油の登場で斜陽産業に

しかし、1950年代後半になるとエネルギー源は石油となり、一気に斜陽産業化していきます。石炭会社に就職した優秀な社員は炭坑閉山やリストラといった後ろ向きの仕事に精力を傾けざるをえませんでした。そして、今では日本国内に石炭産業は細々と存在しているにすぎません。当時のブランド企業であった石炭会社に就職した人のビジネスパーソン生活は苦しいこと一色だったということになります。

開始当初スーパーは不人気企業だった

一方で、戦後現れて急速に発展したのが食品スーパーです。日本では買い物をする場合、対面販売が普通で、セルフ方式で買い物をするというスタイルはありませんでした。スーパーができた当初は、「品物を並べて置いてお客さんに取ってもらうというやり方では、品物がどんどん盗まれてしまう。スーパーなんて、スーと出てきて、パっと消えてしまう」などと言われていました。

そのような業界ですから、就職を希望する学生は少なく、当時のスーパーの人事担当者は採用に苦労したと言います。成績優秀な学生はあまりスーパーに応募しませんでした。

スーパーは成長産業になった

ところが、スーパーはその後どんどん成長し、多くのスーパーが上場企業となりました。企業の発展に伴い、給与などの待遇は向上しました。

また、店数が増えましたから、店長など重要な役職も増えました。出世する機会が多いし、出世するにしたがって給与も仕事のスケールも拡大したことになります。成長産業で働いていると、毎日が活気に満ちて楽しかったのではないでしょうか? もし、上場前の自社株を持っていたら、それだけで資産家になれたことでしょう。入社した時は不本意だったかもしれませんが、スーパーの勃興時に入社した人は充実した人生を送ることができたのです。

スーパーの現状は苦戦中

ただ、最近はスーパー業界の業績も芳しくありません。スーパーが安定産業と見られるようになってから入社した社員は「こんなはずではなかった」と思っているかもしれません。現在の優良企業が永遠に優良企業であるという保証はありません。現在の業績や社会的な評価に固執しすぎるのは良くありません。

就職活動では、時代が変わっても成長し続ける産業の企業を選ぶことが大切です。そのためにも、きちんと企業分析・業界分析を行いましょう。

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