スケールの大きな仕事がしたい学生は旧財閥系がおすすめ

企業選びで気になるのが、三菱などの旧財閥系です。特にスケールの大きな仕事がしたいなら企業選びは旧財閥系がおすすめです。その理由を紹介します。


グループ意識が強い旧財閥系

旧財閥系企業で特に顕著なのが、グループ意識の強さ、結束の強さです。ある三菱系企業に勤める人は、北米での商談のときに、「We, Mitsubishi」と言うと、なんとも言えないゾクゾク感や誇りを感じるそうです。三菱グループの一員だという意識や、伝統やブランドを背負っているという感覚を強く持っているのです。

旧財閥系企業で働くと、実際に、旧財閥系グループならではの総合力を活かした、大規模なビジネスを経験できるかもしれません。サハリンLNG(液化天然ガス)プラントのような巨大プロジェクトにグループ企業として関わること、これはまさにビジネスの醍醐味です。

グループ企業の総合力が発揮される例ということで、例えば、三菱電機の人が三菱重工と一緒に、ボーイングに売り込みをかけ、そこに三菱商事が絡んでいるというケースも考えられます。

旧財閥系と呼ばれるグループによっては、その企業集団の中で企業の序列がつけられていることがあります。ビジネス集団としてグループ内におけるそれぞれの企業の役割、フォーメーションが確立されていて、統率がとれた形をとるのです。たとえば、旗振り役はこの企業、それに応じて機動力を発揮する企業はどこそこ、といった具合です。

これが社内にも影響されており、それぞれの部門の役割を明らかにして統率し、総合力を出す形を取ります。もっとも近年は、会社をとりまく経済環境や社会情勢の激変により、役割どおりに動いていては手遅れになるので、それぞれの判断で動くということも多くなっているようですが、棲み分けして効率的に、かつ統制のとれたビジネス展開を好む傾向があります。

こうした統治スタイルの中で働くときに求められるのは、関連する会社や業務を理解した上で、総合的な視野を持つことと、各会社との連携が図れるように配慮できることです。そして、企業体ならではの総合力が出せるような、大きな物事に挑戦していく馬力、バイタリティも必要でしょう。

ある旧財閥系の総合商社では、採用の際に掲げる人物像のイメージはずばり「ゴリラ」とし、それを支援する職種の人を「猛獣使い」と呼んでいたそうです。こんなところからも、旧財閥系の総合商社の働き方のイメージが見えてくると思います。

私も旧財閥系で働いていた経験がありますが、商事系ならではのスケールメリットを活かした仕事がしやすく、そうそう潰れることもないので安心です。スケールの大きな仕事がしたいなら旧財閥系がおすすめです。

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参考リンク

「就活に役立つ情報まとめ」

参考本

「人事のプロは学生のどこを見ているか(横瀬勉)」

    
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