入社してみたら大変だった!ブラック企業に立ち向かう方法

実際に働いてみたら、入社前の話とまったく違うどころか、過酷な長時間労働を強いられ、セクハラやパワハラを受け、やがて心身ともに弱っていく……ということが起きています。最悪の場合は過労死というケースも。もしも、いわゆるブラック企業に入社してしまったら、どうすればいいのでしょうか。


法律に違反していないか確認する

朝は9時に出社しているが、退社は毎日が遅い……そんな状態が当たり前になっていたら、月の労働時間がトータルで何時間になっているかを確認してみましょう。法律では原則として、1日に8時間、1週間に40時間を超えて労働させてはいけないことになっています。ひどい場合は月あたり100時間以上、200時間働いていることもザラというケースがあります。

労働時間を確認するには、タイムカードがあれば控えを取っておく、ない場合は毎日手帳にメモをしておくなどしておきましょう。

例え長時間労働になりがちであっても、残業代がきちんと発生しているかも合わせて確認します。前述した労働時間を超えている場合は、時間外労働分の賃金、いわゆる残業代を支払う必要がありますが、ブラック企業では残業代を支払わないことが多いです。

「自分が悪い」という考えをいったん捨ててみる

毎日の仕事がきつく、上司には怒られてばかり……こんな日々を過ごしていると、自己評価が低くなり、仕事で何かトラブルがあるとすべてが自分のせいだと考えがちになります。性格的に真面目な人ほどその傾向があり、思い詰めてしまうとうつ病や適応障害といった心の病を抱えてしまうことになってしまうのです。

そんな時は、仕事への取り組み方が甘い、自分の能力の低さのせいだという考えをいったん、捨ててみて、友人など誰かに仕事のことを話してみるといいでしょう。

もちろん、仕事が厳しいと感じることは誰にでもあることです。厳しさを乗り越えれば自分のスキルや経験値が上がるのも確かです。しかし、会社から理不尽な要求をされているか、正当な意見かどうかを自分で判断するのは難しいことがあります。だからこそ、客観的な判断が必要なのです。

厚生労働省や支援団体に相談してみる

ブラック企業が若者を苦しめているケースが増えていることから、厚生労働省では電話での相談窓口「労働条件相談ほっとライン」を設置しました。また「首都圏青年ユニオン 」や非正規労働者に特化した「フリーター全般労組」でも電話やメールでの相談を受け付けています。いずれも無料で相談に応じてくれますので、自分のいる会社がおかしいと感じているなら、相談してみましょう。

一度、心身を壊してしまうと、これまで通りに働けるようになるまで相当の時間がかかることがあります。場合によっては一生ひきずってしまうことも。そして、一人が声を上げたことで、他に苦しんでいる人を助ける可能性もあります。仕事が辛すぎると思ったら、誰かに相談してみましょう。

「就活前に知っておきたいブラック企業情報」をもっと調べる

おすすめ本

「ブラック企業 日本を食いつぶす妖怪」

    
コメント