就活生は知っておきたい、ブラック企業の話

慣れないスーツ姿で就職活動に精を出している学生の姿をよく見かける季節になってきました。4年教育の大学4年生の4月から就職活動の解禁時期が変更するかどうかが話題に上がっていますが、就職活動をする上でブラック企業は知っておかねばならない存在です。今回はブラック企業について紹介します。


■ブラック企業の3つのパターン

ブラック企業では、人格を否定した社員教育を行い、長時間労働を合理化します。そんなブラック企業は、3つのパターンをとります。

1. 選別

就活生を大量採用し、その後使える人間だけを残し、残りには退職を強要します。

2. 使い捨て

就活生を大量採用し、使えると判断した新入社員、すなわち選別で残った社員に対して、その後心身が摩耗し働けなくなるまで酷使します。「社畜」という言葉が広く使われているように、まさに家畜のよう

に酷使されるのです。

3. 無秩序

こうして、職場の労働環境は悪化し、いずれ崩壊へと向かいます。パワー・ハラスメント(パワハラ)やセクシャル・ハラスメント(セクハラ)の横行など職場は正に無秩序な状態と化します。

■解雇をせずに人員削減をするブラック企業

ブラック企業では、法的リスクやコストを最小化したいという理由で、解雇という手段をなるべく避けます。そのため、自己都合の退職に追い込むため、いくつかの戦略をとるようになるのです。その一つが、意図的にうつ病に追い込むこと。トラウマを植え付けて、法的手段に訴える気持ちを削がせます。また、カウンセリングに見せかけて退職に追い込むなど凄惨を極めた戦略をとるのです。

■ブラック企業に入ったらどうするのか?

入社してみて、そこでブラック企業だったと気づくケースも少なくありません。そんな時に、個人として取れる対策は追いつめられる前に戦略的思考を身につけることです。

まず、自分が悪いと思ってはいけません。そして、会社を疑ってみましょう。ブラック企業の手法として、人格を否定する教育を行います。そのため、「会社は悪くない、悪いのは自分」……という思考に陥ってしまい、泥沼にハマってしまうことがあるのです。

時には、労働法を調べてみたり、専門家を活用してみましょう。万が一、企業と争う場合にはハラスメントの証拠を集めるなど、普段から準備を進めておく必要もあります。

自分の成長の場として位置づけられるブラック企業もあるかもしれませんが、一般的にブラック企業は社員を使い捨てる過程で社員の人格を壊します。負の連鎖にハマる前に何か手を打ちましょう。

参考リンク

「就活に役立つ情報まとめ【内定したい人必見!】」

参考本

「ブラック企業 日本を食いつぶす妖怪(今野晴貴)」

    
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