リラックスできる面接官との位置関係は「左側」

面接で面接官と向き合うときに「位置関係」が対話の雰囲気を大きく左右することがあります。できる限り真正面にならない位置関係を確保することが大切なことを知っていますか? それでは、リラックスできる面接官との位置関係を紹介します。


左側に座ろう

面接は、企業が準備する部屋の状況にもよりますが、ソファーならば左端に座りましょう。机を挟んでの一対一の面接であれば、やや左へ「斜に構える」などの工夫が必要です。

実は、人が普段何気なく会話をしているときには、お互いが自然に目と目が合わない位置関係を保っています。真正面になる二人掛けの卓でも、どちらかが体をひねっていたり、ひじかけにもたれたりしていることが多いのです。これは、無意識のうちに相手の直視から逃れようとする心理があるからです

喫茶店では4人席を使おう

また、OB訪問などで喫茶店を利用する場合にも、左側に座るテクニックは使えます。二人の場合だと二人掛けの卓を選びがちですが、空いていたらためらうことなく四人掛けを利用したほうがいいでしょう。しかも座る位置は、お互いが向き合うのではなく、対角線上になるようにします。

また、左から右へ動きやすい目の習性からも、それぞれが右前方になる位置に座るのが理想なのです。どうしても二人掛けしかない場合は、体をやや左に開き、はす向かいになるようにします。正面を切っていると、合っていた目を離した瞬間、相手から見れば目を反らしたことになります。ところが初めから体を斜に構えていれば、相手から目を離しても、目線は自分の体の前方なのだから、目を反らしたことにはならないのです。

余談ですが、自分の主張をどうしても通したいときや、相手に強く抗議する場合には真正面から立ち向かうのが原則です。この場合、目を反らしたほうが負けになるからです。

リラックスするために位置関係を意識しよう

面接官の真正面に座ると位置関係的にリラックスできなくなります。そのために、なるべく真正面にならないよう相手が右前方になる位置を確保することを心がけましょう。

目線の高低

次に、忘れてはいけないのが、相手との目線の高低です。見上げるのと見下ろすのとでは大違いですよね。そこで、相手から見下ろされる状態をわざと作り、話を引き出すという話術のあることも役立ちます。謙虚さのアピールにもなります。

これは、国会議員のお辞儀の仕方にも利用されています。参議院議員は腰から上でお辞儀をし、衆議院議員は膝を曲げて頭を低く下げる傾向があります。衆議院は解散があり、有権者に接触する機会も多いです。その分、頭を下げることの効用を身をもって知っているのです。そこで「膝を曲げて身を低くする」という目線を下げることを自然と行っているのです。

位置関係のポイント

それでは、位置関係のポイントをまとめましょう。

1. 相対する二人掛けの卓はなるべく使わない

できるだけ四人掛けの卓を使い、お互いが右前方になる位置に座ります。

2. 向かい合う二人掛けの卓では、正面を切らない工夫を

体を少し左に開きます。斜に構えることで、お互いの目が合いにくい体勢を作りましょう。

3. 説得や自己PRに力を注ぐときは、敢えて向き合う位置を

自己主張をするときは真正面で、向き合う姿勢が効果を生みます。

4. 相手より目線を低く

相手よりも目線を下げるのが基本です。

相手との位置関係が目線を決めます。そのためにも相手の真正面になる位置は避け、なるべく左側に座りましょう。位置関係を制すればリラックスしながら面接を行いやすくなります。お試しあれ!

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