グループディスカッション対策のコツ

グループディスカッションには、個別面接とは違う対策が必要です。グループディスカッション対策のコツを紹介します。


正しい答えは必要ない

まず、グループディスカッションでよく間違えてしまうのが正しい答えを導き出そうとすることです。グループディスカッションでは、そもそも正しい答えなど望んでいません。よくある質問を見てみると、

原発には賛成・反対どちらか?
無人島に持っていく道具を3つ選ぶとすればどれか?

のように、正しい正解がないテーマが選ばれることがほとんどです。まれにビジネスに直結するようなもテーマもありますが、採用側は正しい答えよりも意見のまとめ方、チームワーク、コミュニケーション能力、思考力などをチェックしています。グループディスカッションでは正しい答えを出すことにこだわりすぎないようにしましょう!

正しい協調性を

グループディスカッションでは、コミュニケーション能力を見られています。司会者、書記、タイムリーダーなど様々な役割がありますが、他の学生とどんな会話をしているのかコミュニケーション能力をチェックされています。

コミュニケーション能力では、特に協調性が重視されます。自分が主張すべきところは主張し、引くべきところは引くのが協調性です。よく、自分の意見を言わずにただ相手の意見を聞くことが協調性と勘違いしている学生も多いですが、主張しないことが協調性ではないので注意して下さい。

ダメな協調性例

協調性でよくあるダメな例は、文化祭の出し物で一番売上を上げるにはどうすればよいかというテーマなどで自由討論します。実際であれば、イベント、たこ焼き屋、メイドカフェなど様々な意見が出るはずです。

しかし、就活のグループディスカッションでは誰かがクレープ屋をやると言い出せば、みんなもっともらしくクレープ屋がいいね! と言ってしまうことが多いのです。議論を活発化させるよりも、時間内にテーマをまとめようというのが協調性と考えてしまい、このような展開になりがちです。

しかし、グループディスカッションでは結論は重要ではありません。仮にどれだけ素晴らしい結論だとしても、あなたの意見が出ていないのですればグループディスカッションは落ちてしまいます。そのため、自分独自の意見を出すことも大切です。

また、協調性は、みんなの意見を戦わせたあとで、どうまとめるかがポイントです。「意見を出しあう→意見をまとめる」というステップで協調性を示すようにしましょう。最初から最後まで意見も言わずに、あいづちだけを打っていては協調性アピールにはならないので注意しましょう。

名前で呼び合う

同じチームなので、名前で呼び合うことが大切です。できる学生ほどチームになった人を席順で名前をメモします。書記の人が名前をボードで書くのもよいでしょう。発表の時にも、「●●さんの意見」といったように名前で発表すると好印象になりやすいです。名前で呼び合うことでチームの連帯感も生まれます。

自分だけPRはほどほどに

グループディスカッションでは、自分の意見をゴリ押しする人がいます。周りの意見を一切聞かず、私の意見が正しいとうざいくらいに自己PRしてくる勘違い野郎がいます。そして、一切自分の意見を曲げない。相手の意見も聞かずに自分の意見を押し通すことがリーダーシップだと勘違いしている一番ダメなパターンです。

グループディスカッションでは、相手の話をきちんと聞けるかどうかもチェックされています。また、グループディスカッションでは答えをだすことが目的ではなく、どのように答えをまとめていくかに重点が置かれています。

そのため、自分だけが目立つようなパフォーマンスはマイナス評価となります。たまに、5人中4人が自分の意見だけをゴリ押しするチームもあります。そんなときは、意見をゴリ押しするよりも、4人の意見をまとめる人が評価されるでしょう。自分だけが目立とうという考えではグループディスカッションを通過することができません。自己PRはほどほどにしましょう。また、自分だけしゃべりすぎるのも避けましょう。

否定をしない

代替案もなく、とにかく人の意見を否定するだけの人がいます。しかし、グループディスカッションでは否定するだけでは何のアピールにもなりません。否定よりも改善案を出すようにしましょう。

時間厳守

グループディスカッションは、時間厳守が基本です。どれだけ素晴らしい意見をまとめたとしても、制限時間を守ることができなければマイナス評価となります。タイムキーパーでなくても、残り時間を常に意識しながら議論を進め、残り時間を見ながら意見をまとめていくようにしましょう。議論がまとまりそうにないときは、「残り●分なのでそろそろ意見をまとめていきましょう」と発言をし、残り時間をチーム全体に意識させるようにしましょう。

具体的に答えをまとめる

グループディスカッションでよくあるダメな答えは、テーマの選定だけで時間がきてしまうパターンです。例えば、「文化祭で一番売上げを出すにはどうすればよいか」というテーマが合ったとします。この場合に、文化祭でたこ焼き屋、イベント、メイド喫茶などのテーマを決めるだけの場合は最悪です。具体性がまるでなく、ただテーマが決まっただけです。

ぶっちゃけ、テーマなんか何でもいいです。それよりも、テーマの中で何をするのか具体的に答えをまとめる事が必要です。「イベントで有名アーティストを呼んでグッズ販売をする」のように、結果が出せそうな答えを具体的にまとめたほうが評価は高くなります。

司会だからリーダーシップではない

グループディスカッションでは、リーダーシップを発揮することがアピールに繋がると考えている学生が多いです。そこで、本当にただ司会だけを担当している人も多いです。「◯◯さんの意見はどうですか?」と聞くだけではリーダーシップは示すことはできません。

司会を担当するのであれば、順番に意見を聞くだけでなく、意見をまとめていくことが大切です。テーマの答えをだすために、議論の流れを変えたり、答えを絞っていくことがリーダーシップです。これは別に司会でなくても会話の中で示すことはできます。司会やったからリーダーシップ発揮ということは考えないようにしましょう。

役割を意識する

グループディスカッションでは、司会者、書記、タイムキーパーのように目に見える役割や、意見の補助、議論の流れの管理など目にみえない役割があります。あれこれいろんな役割を担当するのではなく、自分が得意とする役割を意識しながら議論に参加するとよいでしょう。

みんなで合格する

グループディスカッションで一番大切なのは、自分だけが合格するという考えではなく、チームみんなで合格するという考え方です。一番落ちる可能性が高いグループディスカッションは、チームみんなが自分の意見をゴリ押しして、結局意見がまとまらないパターンです。

それよりも、チームみんなが合格するにはどうすればよいかと考えれば、チーム全体の役割も見えてきますし、テーマの答えもまとまりやすくなります。また、メンバーで発言できずにいる人がいたら、意見を求めてみたり助け合いの精神でグループディスカッションを行うことが合格する秘訣です。

事前に練習する

グループディスカッションは事前に練習するのがおすすめです。就活仲間を集めて練習してみましょう。テーマ別、役割別をローテーションしながら練習をしましょう。グループディスカッションの経験がある社会人の先輩に面接官の担当をしてもらえるとさらに効果的です。

グループディスカッションは組み合わせによって難易度が変わってくるので、事前に対策できることは対策を徹底しましょう!

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