短い回答でも問題ない! 就活面接で長い話は「アピール」ではなく「ウザい」だけだった!

「面接官に質問をされたら、聞かれた以上のことを答えること。少しでも多く長くアピールをしましょう」と教えている就活アドバイスが多いのが現状です。相手に伝える情報量が多ければ多いほどアピールになるというのです。

これは企業にとって、とても苦痛な状況であることを知っていますか? 仕事とはいえ面接官だって人間です。大した中身もないのに長い時間話し続けられるのは、はっきりいって「ウザい」のです。


長い話はウザい

面接とは、面接官の質問に答える場であって、学生が用意してきた話を、レコーダーの再生ボタンを押したように、延々と勝手に話す場ではありません。たとえば、

「あなたが学生時代に頑張ったことはなんですか?」

という定番の質問があります。面接官は「頑張ったこと」だけを聞いているのに、それ以外のことを話し始める学生が実に多いのです。面接官は、聞いたことに対して簡潔に答えてもらいたいのです。

「頑張ったのは●●ですが、それは私の強みでもありまして、でも▲▲な時には弱みが出てしまうこともありました。弱みといっても一方で強みとすることも可能で…」

用意してきたことが丸見えで、しかもそのレコーダーは再生が途中で止まると、まるですべて忘れてしまったかのように、訳のわからないことをしゃべり続けてしまいます。

短い回答でも問題ない

「私が学生時代に頑張ったのは、●●です」

返答はこれだけでいいのにもかかわらず、「たとえばですね」などと付け加えて、少しでも話を引き延ばそうとします。本人はそれがアピールになると思っているのですが、その時の面接官の心の内は、「そんなこと聞いてないんだけどなぁ」と思っているのです。

短く一言で返答したからといって、印象がマイナスになることはありません。面接官がさらに掘り下げて聞きたいと思えば追加の質問をしてくるし、それで十分だと思えば次の質問をしてきます。学生が一方的に長い話をするよりも、このほうが対話らしい対話といえます。このほうが面接官もたくさん質問できるので、学生のことをより理解することができるのです。

集団面接も同じ

集団面接でも同じです。5人1グループの面接であったら、「他の人の時間を奪うくらい長く話しなさい」と教えている大学もあります。実際ビジネスの現場で、そんな人が会議に参加していたらどうでしょうか? はっきりいって業務妨害でしかありません。

できるだけ簡潔に短く答えて、相手が「それは何?」「もうちょっと具体的に教えて」と聞きたくなるような話をするのが自然です。事情聴取されているわけでもなければ、政見放送をしているわけでもありません。面接は自分が話したいことを話す場ではなく、相手が聞きたいことに対して答える場だと考えるべきです。

なぜ相手が今その質問をしているのかということを考え、相手が自分のどこに興味を持っているのかを考えながら話しましょう。面接官との「対話」をすることが大事なのです。

参考本

「リクルートを辞めたから話せる、本当の「就活」の話の記事」

    
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