内定が無い就活生を自殺に導く誤った3つの価値観

若年層の自殺は平成21年を堺に急増していると言われています。そこで今回は、就職活動中、無い内定で自殺を考える就活生に考えてほしい、誤った3つの価値観をご紹介します。


1. 「不採用通知」は社会に必要とされていない証明?

就職活動で無い内定の就活生は、不採用通知を受け取る度に、社会から必要とされていないと感じて心をすり減らすことがあるでしょう。しかし、ある企業から不採用通知を受けたからといって、社会から必要とされていないというわけではありません。

企業が採用を出すのは、求職者がその企業で価値貢献できる、より具体的に言えば、会社の業績をあげることにつながるためです。そして、企業は多種多様で、企業間での差異があるため、価値貢献できる人材は企業ごとに異なります。

例えば、社内で価値貢献できる存在として採用される就活生は、社風にフィットできる価値観・志向性を持つ就活生が多くなる傾向があります。そのため、一般的には優秀な学生でも社風にフィットしないと判断されれば、不採用となるケースがあるのです。

不採用通知で「自分は社会に必要とされていない・居場所がない」と考えることは、自分自身の可能性を少ないサンプル数で測ることに違いありません。

2. 内定獲得が「成功」、不採用が「失敗」?

就職活動において、何社もの選考を受けていると「内定を獲得することが成功、不採用だと失敗」ということが当たり前の価値観になってしまいます。しかし、先に挙げたように、不採用は企業と就活生の志向や社風がミスマッチングしている場合に出されます。

そのため、不採用は「失敗」ではなく、就活生が自分自身の志向を再認識する一つの契機と捉え直すこともできます。「あの企業に落ちて、自分を再認識できて良かった。」と後々、思い返すこともあるでしょう。

「内定獲得が成功」という価値観ではなく、「内定獲得はゴールではない」という未来志向の価値観を持っておくのが良いでしょう。

3. 就職すること・正社員になることは「当たり前」?

「大学を卒業して、就職して正社員になること」はいつからか当たり前の価値観になっています。しかし、「当たり前」の価値観になっているからこそ、無い内定の就活生を自殺にまで導く強迫観念ともなっているのです。

今一度、就職すること・正社員になることが一つの選択肢であることを再認識して、就職活動にあたってみると、気持ちが楽になるはずです。同様に、「新卒では失敗できない」ということも、雇用の流動化が進んだ昨今では当てはまらなくなってきたことです。「当たり前」とされている価値観こそ、自分自身を不自由にしているのだということに気づきましょう。

労働・働くことに対する環境は変わりつつあり、旧来からの価値観・意識は時代にそぐわなくなってきています。より柔軟に働くことの価値観を持って就職活動にあたってみると、自殺という道を選ばなくても済むのではないのでしょうか。

まずはどんな仕事でもいいので働くことが大切です。今成功している人も、就職活動が成功している人が多いわけではありません。むしろ、フリーターから成功した人もいます。内定が無いからといって自殺するのではなく、社会に出て自分を磨けば大逆転することができます。

東大に入るのは3年かかっても難しいかもしれませんが、ビジネスの世界で成功するのが年収1,000万円だとしたら東大に入るより簡単です。内定が無い状態でもがんばりましょう。

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