履歴書の本人希望記入欄の書き方【就活・転職】

履歴書には、本人希望記入欄があります。就職、転職に際して自分が希望する条件を企業側に伝える欄ですが、なんでも自由に書くと採用に不利となることがあります。履歴書の本人希望記入欄の書き方とマナーを紹介します。


本人希望記入欄とは

履歴書の最後のほうに、「本人希望欄」「本人希望記入欄」と書かれている項目があります。就職、転職に際して会社に希望する項目を伝える欄です。希望職種、勤務地、勤務時間、希望給与、出社可能日など希望条件を記入します。

新卒採用の場合

新卒向けの就職活動の場合、本人希望欄に「貴社規定に従います」もしくは「貴社規定に準じます」と書きます。ただし、会社の募集職種が複数ある場合は、希望職種に関する希望はきちんと書きましょう。「総合職希望」「企画職希望」のように書きます。

どうしても譲れない条件や特別な事情がある場合は、その条件を記載しますが、新卒採用の場合はあれこれ本人希望記入欄に書くのは避けましょう。新卒採用は、総合職として採用されることが多いため、希望職種、勤務時間、勤務地などが選べないことが多いのです。会社としても採用後の判断で考えるため、本人希望記入欄に自分の希望をたくさん書くと不採用になりやすいので注意して下さい。

転職採用の場合

転職採用の場合も、正当な理由がない場合は「貴社規定に従います」と書くのが一般的です。あとは、転職に際してどうしても譲れない条件がある場合に、本人希望欄に希望を書いていきます。

希望職種

企業が複数職種募集をしている場合があります。どの職種を希望しているかわからないケースもあるため、希望職種は必ず記入しましょう!

希望勤務地

複数勤務地(全国転勤)がある会社の場合、やむを得ない事情がある場合「●●を希望」と書くことはできます。しかし、全国転勤など複数勤務地がある会社の場合は、転勤が前提のケースの場合も多いため、「貴社の配属に従います」と書くのが無難でしょう。

希望給与

転職で一番難しいのは、希望給与です。前職の給与や実績などが素晴らしい場合は、「●●●万円希望します」と書くことも可能ですが、基本的には、「貴社の規定に従います」と書きましょう。給与交渉は最終面接などで行うほうがよいでしょう。最初から高い金額を提示されると、採用側として悪印象となりやすいので、給与交渉のタイミングはきちんと考えましょう。

入社可能日

転職採用を行う会社は、今すぐにでも働いてもらいたいのが本音です。まだ退職をしていない場合は、1〜2ヶ月後を目安に「●月●日から入社可能です。」のように入社可能日を書くようにしましょう。3ヶ月後などあまり長い期間を書くのは採用が不利になることもあります。

勤務時間

親の介護、育児などでどうしても残業ができない場合などを除き、「貴社規定に従います」と書くのが基本です。転職の条件が勤務時間である場合は、「20時以降は介護のため残業ができません」と正直に書きましょう。

特に希望がない場合

特に、希望がない場合は「貴社規定に従います」「貴社規定に準じます」と書くのがマナーです。何も書かないのはNGなので、最低でも「貴社規定に従います」とだけは書くようにしましょう。

NGな書き方例

正当な理由がない場合、以下のような本人希望欄の書き方は悪印象となり、不採用になりやすくなります。

  • 残業をする意思はありません。
  • 勤務地は東京のみを希望します。
  • 勤務地は●●(実家がある地方)のみを希望します。
  • 転勤は不可能です。

本人希望記入欄は、「貴社規定に従います」「貴社規定に準じます」と書くのが基本です。どうしても、譲れない希望がある場合のみ本人希望記入欄で自分の希望を書くようにしましょう。

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