自分の強みを紙一枚で見つける

自分の強みは何かと訊かれたときに、即答できる人は少ないでしょう。何かしらのウィークポイントはあったとしても、強みを大きくアピールできる人は少ないのではないでしょうか。就職活動などで自己アピールを求められることは多いですが、それは面接のため無理やり導き出した答えであることも少なくありません。


本当の自分を見つけるには?

本当の自分の強みを見つけるにはどうしたらいいのか。そうした疑問に答えを導き出してくれる本がマイク・フィグリオーロ著作、原賀真紀子翻訳による『マッキンゼー式 紙1枚で「自分の強み」を見つける技術』(アチーブメント出版)です。本書で唱えられているのは他人のことほどよくわかり、自分のことほどよくわからないといったものです。自分では気づいていないことであっても、他人からしてみれば長所であることもあります。またその逆も然りで、自分で気づいていない部分が短所となることもあるのです。

複眼的な視点を持つ

本書では質問に答えていくことで、自分の行動理念などが浮かび上がるトレーニングの方法が記されています。いわば、自分に都合の良いような事実ばかりではなく、場合によっては自分の価値観とは異なる観点から質問が投げかけられることもあります。そうした複数の要素を持つ質問を自分にぶつけることによって、これまで気づかなかった自分の姿が浮かびあがってくるのです。本書ではそれを複眼の視点と呼んでいます。

集約は一枚の紙に

本書ではそこで膨大に生み出した質問の答えを一枚の紙にまとめるメソッドも記されています。いわば自分の幅広い姿を、ひとつの紙にシンプルに落とし込んでアピールの材料とすること。これも自らの長所をまとめるにあたって必要な要素です。本書は、自らにこれまでにない気づきを与えてくれる本であるといえるでしょう。

    
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