自己PRを「誠実さ」とした場合の書き方と例文

就職活動(転職活動でも応用可能)でおなじみの自己PRですが、選考過程でかなりの比重がとられています。そのため、自己PRを一度書いてみて終わり!ではなくて、精査していかなくてはなりません。今回は自己PRを「誠実さ」とした場合の書き方と例文をご紹介します。


「誠実さ」の自己PRの難しさ

誠実さという人間性を自己PRにすることは難しさがあります。なぜなら、第一に、「ありがち」な自己PRになってしまうからです。誠実さ、真面目さ、正直さなど自覚しやすい人間性を自己PRにすることは、よくある自己PRを作ってしまうことにつながり、他の就活生との差別化にはつながりません。

第二に、企業から見た場合、誠実さは企業の利益につながるとは考えにくいからです。企業は社の利益につなげるために学生を採用します。いくら誠実で人柄が良くても利益に繋がらなければ意味がありません。

これらの難しさを乗り越えて、面接担当者に響く自己PRを書くためには、主体的な努力・改善を徹底的に行なったエピソードが必要になります。誠実さを自己PRにする場合には、これらのことを踏まえておきましょう。

誠実さの自己PRポイント

  • 私の強みは誠実さです。
  • 利用するエピソードはどのパターンか(自己PRテーマパターンの種類)
  • 選んだ自己PRエピソードと誠実さは関連しているか?
  • 誠実さを発揮したエピソードではどのようなことを経験したか?
  • 誠実さを発揮したエピソードで苦労したことは何か?
  • 誠実さを発揮したエピソードで努力・改善したことは何か?
  • 誠実さを発揮したエピソードの努力・改善の結果、何を学んだか?
  • 誠実さを発揮したエピソードで学んだことは、仕事にどのように活かせるか?

以上を中心に考えていきましょう。では、具体例を紹介します。

誠実さの自己PR例文

私の強みは誠実さです。私は東日本大震災を受けて、深刻な被災状況をメディアを通じて見たため、自分自身も何か手助けをしなくてはならないと考え、東日本大震災に対してボランティアを行うサークルを立ち上げました。

活動内容として、一ヶ月間に1回、福島南相馬市などに赴き、避難区域の被災者宅へ救援物資を送るとともに、炊き出しをの手伝いなどを取り組みました。物資面でのボランティア活動はうまく進んだのですが、被災者の精神面でのケアでは苦労する場面が何度かありました。

特に、震災時に自分自身は被災者ではなかったため、被災者の気持ちに立つことが難しく、ふさぎ込みがちな高齢者に対して励ましの言葉を安易にかけてしまうと、かえって被災者のストレスが溜まってしまうことがありました。

そこで、被災者に対する精神的なケアを勉強するため、カウンセリングを行った心理学の本を読んで勉強し、ボランティア時には実践するようにしました。まず、カウンセラーとして被災者と信頼関係を結び、批判的にならずに共感を示すようにしました。

その結果、短期間では話してくれなかった精神的なことも、半年間のボランティアで徐々に心を開いてくれて、将来に対する期待を抱いてくれるようになりました。この経験で、「強者と弱者」という関係ではなく対等な関係で相手の話を徹底的に聞き入れること、その上で共感するということの重要性を学びました。

御社のカスタマー営業でも、企業・消費者という関係ではなく、対等な人間関係の上で、お客様の不満点・要望点を見出だせるようにしたいです。

「誠実さ」ということは人間性を表すことはできますが、それがどのように企業の利益につながるか見えづらいです。志望先の企業でどう活かせるかということも考え抜く必要があります。

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