働き方の哲学とは?

働くということはどういうことなのでしょうか。自分の生活の糧を得るためというのがまずあげられるでしょう。しかし、こうした考え方というのはただ惰性で仕事をしているだけということにも繋がりかねませんよね。いわば仕事というのはやりがいが必要なのではないでしょうか。

そもそも論を考える

そのような仕事のそもそも論を考える時に役立つ本が村山昇著作、若田紗希イラストによる『働き方の哲学:360度の視点で仕事を考える』 (ディスカヴァー・トゥエンティワン)です。本書はイラストと図解を豊富に引用しながら、仕事とは何か、働くとは何かということが問いかけています。哲学の本というと、どこか抽象的なメッセージが入っているというイメージもあるかもしれませんが、本書は決してそういう類のものではありません。労働観から習慣といったものがキーワード別に解説されていますので、非常にわかりやすい構成になっています。

どうすればいい?

本書はひとつの本ではなく、図鑑のような構成になっています。さらに、文章もエッセイ的なライトな文章ですから、気になるページから開いて読んでいけばいいでしょう。最初から最後まできちっと読み込むというよりは、手元に置いておきながら、ことあるごとに読み返す本として本書をとらえてみるのが良いのではないでしょうか。これから就職活動へ挑む学生はもちろんのこと、既に就職し、仕事をしている人であっても、自分が働く意味や理由について振り返ってみるための本として有効です。