「俺は社畜だ!」 堂々と言えるホンモノの社畜になるには

今日もタイムカードを押した後、そのまま会社に滞留してサビ残。会社で使う寝袋が欲しいと思いながらイスを3つ並べてちょっとだけ仮眠。仮眠を取った後の仕事はすごくはかどる。もしかしたら「働いたら負け」って状況なのかも、というなんだけど考えないようにしている……これは立派な社畜、いや奴隷です。今すぐこんな生活を抜け出して自分探しの旅に出たいと思うその前に、社畜と奴隷の違いを確認してみませんか。


■社畜とは本来何なのか

月間3ケタの労働時間、毎日が終電コース、有給も思うように取れない状態で自分の夢も希望も捨ててしまった……だけど自分には個性がある、もっと自分を生かせる仕事や職場があるはず、と思うことで自分を慰めるしかないのかもしれません。

しかし、入社してわずかにしかならないのに、自分の個性を強調しすぎていたり「もっと違う仕事ができるはずなのに」と思ったりと、自意識過剰になりすぎるのも問題です。サラリーマンになるとは、会社という組織の一歯車として存在すること。個性を捨て、自分らしさにこだわらず、自分の脳を過信せず、歯車になることを厭わない存在になることで確かな土台ができあがり、結果的に「自分らしさ」や「個性」につながっていくのです。もちろん労働法に違反スレスレの理不尽な労働体制を我慢することとは別です。

■社畜時代こそ意識的に賢くすごそう

会社に入るという時点で、誰かの下で働くということを選択しているわけです。それなのに組織が「個性を尊重」だとか「成果を求める」といった、個人にスポットをあてた要求はちょっと無理があるのかもしれません。となると、会社で得られるのは「チームワークの仕事」。どこに行っても、独立しても必要な能力の基礎です。こうして組織の歯車になることで確かな土台ができあがるのです。だから、漫然と過ごさず、特に若い人は基礎を徹底的に頭に叩き込んで、知識カードを増やすこと、場数を踏むことを考えましょう。

■いい方向に育つ人はこんな人

本人が歯車としての働き方を受け入れるかどうか、が前提条件ですが、会社の歯車でいる間「自分の未来のための下積み」という考え方ができるかどうかがポイントです。

入社した会社は、自分の基礎を身につけるための場なのだから「こちらから使ってやる」くらいの気持ちが大切なのかもしれませんね。

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