日本人の働き方はヤバい?

日本人は勤勉だといわれます。朝きっちりと起きて満員電車に揺られて会社へ向かい、残業をこなし終電近くで帰宅して翌朝も出勤。さらに会社の人間との酒やレジャーを通じたコミュニケーションも欠かさない。しかし、そこで本音は決して言わない。そうした働き方は、ごく当たり前のこととして受け入れられていますが、外国から見れば異常に映ることもあります。


なぜ会社を辞めない?

谷本 真由美@May_Romaによる『日本人の働き方の9割がヤバい件について』(PHP研究所)は、そんな日本人の働き方について、イギリス在住の著者が、批判的にとらえた本です。著者はツイッター上で、日本批判を展開する書き手として知られています。時に舌禍事件となることもあるのですが、日本人はすべてにおいて自己責任や、自分が悪いと思いがち、という著者の主張にはうなずけるところもあります。会社もいつまであるかわからない。そのためにはいざという時に、自分一人でやっていけるだけのスキルを身につけるべきであるとして、著者は「自分商店」の大切さを説きます。

自己責任論の蔓延

日本人は悩む理由を、自分に追い求めがちです。しかし、その背景にある仕組みの問題にまで目が向かないことを著者は嘆きます。ただ、近年はブラック企業問題などが可視化されつつありますので社会は変わりつつあるとも言えるでしょう。

    
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