社会復帰をめざす主婦にとって大切な3つのこと

安倍内閣も掲げている「女性の社会進出」。しかし、結婚を機に退社した女性が、子育てが一段落したタイミングでまた働き出そうと思っても、なかなか活躍できそうな場を見つけるのは難しいのが現状です。

では、いま社会で活躍している女性はどんな人なのでしょうか?

「生まれた時からなんでも与えられてばかりのお嬢様育ち。24歳で結婚して専業主婦となるが、30歳手前で離婚。学歴もスキルも資格もないけど、とにかく自立しなければと思い立った」と語る長谷川有季さんは、派遣社員としてネジ工場の事務からスタートし、現在は、とある外資系企業で部長を勤めています。

社会経験ほぼゼロの30歳、元・専業主婦の長谷川さんはご自分の経験から、ゼロからキャリアを再開するにあたって3つのポイントに気をつけることが大切と仰っています。


1. 「仕事探し」は優先順位を決め、挫折しない環境に身をおく

職探しをしているときは「夢の仕事」を探しがちです。よいお給料、よい待遇、やりたい仕事……と、一度にすべての幸せが手にはいらないのが世の常。とはいえ、せっかく社会復帰してもモチベーションが保てなければ挫折してしまいます。

そんな不幸を避けるためにも、キャリアを再開する前に、自分にとって何がいちばん大切なものなのか考えてみましょう。給料、やりがい、一生続けられる、ワークライフバランス、それ以外の何か。自分が心の底から仕事に求めている「もの」は何なのかを焦点を定めましょう。仮に他のことに目をつむったとしても、仕事を始めてから順番にひとつひとつ手に入れていく楽しさがあるものです。

2. 仕事をはじめたら、新入りらしく「メモ魔」になる

専業主婦がキャリア再開を渋ってしまう理由として、「使えないと思われること」を気にしすぎてしまうことが挙げられています。

しかし、戦力になるかどうかは「専業主婦であったかどうか」ではなく、仕事の取り組み方で決まります。新入りなのですからプライドを捨てて、教えてもらったことをすべてメモして、いちから覚え直すつもりで仕事に取り組みましょう。「前も教えたじゃないですか」とは言われたくないですものね。

3. 「ちょっと頑張れば達成できる」範囲の目標を立てる

「年齢の割にスキルがないから、できる仕事が少ない」と悲観的にならないで下さい。誰しも苦手なことがあるのは当たり前です。長谷川さんも、「人が苦手で他人にあまり興味がない。興味がないから話が続かないし、好かれない」と、いわゆる“コミュ障”がコンプレックス。そんな彼女が最初に立てた目標は「挨拶できるようになろう」だったそうです。苦手なことが克服できないのは、仕事から離れていたからではありません。ただ目標がはじめから分不相応なほど大きいからなのです。小さな目標を立てて、小さな成功体験を積み上げていくこと。それがキャリアアップにつながっていきます。

検索サイトで「社会復帰 主婦」と検索すると、専業主婦にとってはつらくなるような言葉が続きます。期待と現実の自分とのギャップに悩むのはふつうのことです。自立、覚悟、モチベーションの保ち方、気持ちの持ちようなど、長谷川さんが派遣社員から部長になるまでの数々の成功と失敗を綴った『ゼロから外資系企業の部長になった私の30歳からの仕事術』は、仕事をがんばりたい女性の背中を押してくれる一冊です。

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