忙しいあなたは、もしかして仕事をしているつもりなだけかもしれない

毎日毎日仕事で忙しいと感じているビジネスマンも少なくないでしょう。けれども、もしかして大して生産性の高くもないことに無駄に労力を割いてしまっているだけかもしれません。そんな「仕事をしたつもり」の状態に陥っている人は、少し働き方を見直してみませんか?


■「みんなと同じなら大丈夫」という幻想

「赤信号みんなで渡れば怖くない」という言葉に代表されるように、何も考えずにみんなと同じようにすれば「仕事をしたつもり」の状態でいると、楽です。その上、失敗しても咎められず、仕事していると認められ、給料も貰えるという良い事づくし。けれども、果たしてそんな「仕事をしたつもり」の状態で成果が出るのでしょうか。答えはNoです。生産性の高い仕事をするためには、各自で考えて仕事を行わなくてはいけないということは自明で、みんなと同じように仕事をしたところで結果が付いてくるわけではありません。

■効率的にやってもマイナスになることも

みんなと同じように「仕事をしたつもり」の状態でいるのは良くありませんが、なかなか一人が効率的に仕事をやるのは難しいものです。「仕事をしたつもり」を脱して効率的に働こうとすると、残業代が減ってしまったり、評価が下がってしまうことさえあります。大抵の場合で、本人にとってマイナスになってしまうのです。 成果を残すために、集団から離れて仕事をすることはインセンティブが何もなく、むしろ保身的に「仕事をしたつもり」で働くことの方が、認められることがあるのが現状なのです。

■長期的な視野で働くことを考える

会社組織に属し、マジメな人間ほど「仕事をしたつもり」の状態にこうして陥ってしまいます。けれども、長期的な視野で仕事について考えてみましょう。

現状は会社がうまく回っていたとしても、経済全体が不景気になったり、強烈な競争相手が出てきたり、法律が変わったりした時などの変化に、「仕事をしたつもり」の会社は耐えられません。考えることから逃げているため、急激な変化に抵抗することができないのです。そこで求められるのは、「なぜ?」と常に考え続けるWHY思考であったり、前提を考える「そもそも思考」。長期的な視野で見た時には、仕事の中で考えることを放棄してはいけないのです。

変化に耐えられない大企業に蔓延ることが多い「仕事をしたつもり」病。一人一人が考えることを放棄せずに仕事に取り組むことを目指しましょう。

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