マレーシアビジネスの魅力! 今、日本企業がマレーシアへ進出する理由

1,400社を超える日本企業がマレーシアへ進出しています。マレーシアビジネスには、日本企業が進出したくなる魅力があるのです。なぜ、日本企業は「今」マレーシアへ進出しているのでしょうか?


1,400社以上がマレーシア進出

日本貿易振興機構(JETRO)によると、マレーシアに進出している日系企業は、2013年9月時点で1,409社です。産業別の内訳は、製造業が729社、非製造業が680社となっており、製造業の国別直接投資額を見ると、2012年度は日本が1位で、サウジアラビア、シンガポール、中国、韓国が続いています。

電気・電子から石油・化学、食品・飲料、貿易・商社、建設・土木、保険・銀行・証券・リース、レストランまで、幅広い分野の企業が進出しています。

マレーシアの魅力

JETRO、マレーシア日本人商工会議所調べ(回答社数:197)によると、マレーシアに進出した日本企業は、投資先としてマレーシアに以下の魅力を感じています。

  • 政治の安定
  • 投資優遇政策
  • 労働者・国民の語学力
  • インフラの充実
  • 治安・安全
  • 親日的
  • 安価なエネルギー資源
  • 良好な生活環境

税制優遇がある

マレーシアでは、投資環境としての魅力を高めるため、所得税納付を一部免除するパイオニアステートや投資税額控除、再投資控除などの税制優遇措置に加え、機械設備や原材料に対する輸入税、売上税の免除といった奨励措置を整備しています。

イスラム市場への進出がしやすい

マレーシアの多くの住民がイスラム教です。そのため、イスラム教徒のルールを守った「ハラル対応」が必要となります。マレーシアでは、ハラルに対応した生産・包装・物流システムなどを整備してハラル認証を取得しやすくした産業団地「ハラルパーク」を各地に建設しており、イスラム教徒を相手にしたビジネスがしやすいです。

そのため、マレーシアをハブにし、マレーシア以外のイスラム市場進出を行いやすくなります。それでは、マレーシアへ進出した日本企業の事例をみていきましょう。

事例「キューピー」

マレーシア進出で広く知られている企業の1つが食品大手のキューピーです。キューピーマレーシアは2010年、港湾都市のマラッカに位置する工業団地「ムラカ・ハラルハブ」に工場を開設。ハラル認証を取得したマヨネーズなどの製品は、マレーシア国内だけでなく、インドネシアやシンガポールにも輸出されています。

事例「カプリチョーザ」

レストランでは、2011年に3店舗をオープンしたイタリアンレストラン「カプリチョーザ」が進出しています。1年目はノンハラルのレストランとして営業していましたが、2012年にハラル認証を取得。その結果、地元のイスラム教徒や中東からの観光客の来店が増え、売り上げアップに貢献しています。

すき家、牛角も進出

マレーシアではこのほか、牛丼の「すき家」や焼肉の「牛角」などもハラル認証を取得したハラルレストランとして店舗を展開しています。

マレーシアはこのように日本企業が進出したくなるメリットがたくさんあったのです。マレーシアは、全世界の巨大なイスラム市場へ進出するための重要拠点となるでしょう。今後のマレーシアビジネスから目が離せません(参考書籍:決定版「ハラル」ビジネス入門)。

次の記事

「イスラム教徒が日本で苦労すること【留学生編イスラムあるある】」

前の記事

「マレーシアへの進出は2020年までがチャンス?」

株式会社ROI(http://j-roi.com/)

に許可を得て本の内容を配信

    
コメント