クックパッドのビジネスモデルで大切なのは有料会員

主婦に大人気のクックパッドというサービスをご存知ですか? 今日の料理レシピは何にしよう、食材が余ったけど何を作ろう…と料理に困ったときに役立ちます。クックパッドは、20~30代の女性の半数近くが利用していると言われる人気レシピサイトとなっています。多くの人が利用するクックパッドはどのようなビジネスモデルなのでしょうか?


■クックパッドのビジネスモデル

クックパッドのビジネスモデルは、ユーザーからのレシピの投稿と情報を検索できるプラットフォーム型です。主な収益源としては

  1. 有料会員
  2. 企業へのマーケティング支援
  3. 広告

の3つです。その中でもポイントなのは「有料会員」にあります。

■有料会員

利用者は誰でもレシピの検索や閲覧をすることができます。無料会員登録をすると自分のレシピを投稿することができます。有料会員になると、人気レシピのランキングの検索や閲覧が可能になります。既にレシピの数は100万を超えた膨大な数になっています。

広告以外の収益モデルを考える上で、クックパッドは参考になります。人気があるかどうかで信頼度が分かるので、有料会員になる人も多いのです。何を無料にして、どこから有料にするのか、ユーザーの本当に必要な情報が何かを見極めることが大切です。

ビジネスモデルは、時間とともに変化させることが重要です。まずは無料で、多くの会員やコンテンツが集まる仕組みを構築し、徐々に有料課金できる部分を拡大していくことが大切です。あらゆるビジネスモデルには時間軸があるのです。

■有料会員が大切な理由

有料会員モデルは大切と言われていますが、なぜそこまで大切なのでしょうか? それはウェブサービスの収益モデルに理由があります。

多くのウェブサービスは、GoogleのAdsenseの収益に依存しています。また、大手サイトになればなるほど検索流入がポイントとなっています。ここに有料会員が大切な理由が存在します。ほとんどのウェブサービスはGoogle次第となっているからです。

大手サイトがいきなり、Adsense配信されなくなる、検索ペナルティを受けるといったケースは少ないですが0とは言い切れません。仮に、Googleからの収益がなくなっても収益を上げる仕組みである有料会員のモデルが大切なのです。

ただし、いきなりクックパッドの真似をして有料会員モデルを採用してはいけません。クックパッドも最初は無料から始めたのです。そこを履き違えないようにしましょう。

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