ファッションセンター「しまむら」の経営戦略

「ファッションセンターしまむら」。しまむらの服を着ていると恥ずかしいというイメージを持たれるのではと思い、せっかくしまむらで買った服を着ずに終わった人も多かったのでは無いでしょうか。そんなしまむらが、現在では女性ファッション誌に取り上げられたり、世界のユニクロと比較されるまでの地位に上りつめていることをご存知でしょうか? 今回は4つの観点からしまむらの経営戦略を分析します。


1. 売上高世界7位

ユニクロの強烈なプロモーションによって影に隠れてしまっているしまむらですが、アパレル界の雄であることはあまり知られていません。しまむら2010年の売上高は約4300億円で、日本で2位、世界で7位を誇っているのです。因みにトップはGAPで約1.3兆円です。まだトップとの差はありますが、着実にその差を縮めています。

2. 品揃え

チェーンのアパレルショップに来ると、前来た時や前シーズンとほとんど同じ商品ばかりでガッカリした経験をお持ちの方は少なくないはずです。しかし、そんな状況にしまむらは多品種・少量の品揃えの方針を打ち出し、購入しても友達と被ってしまう可能性を減らす努力をしています。週に6日訪れたとしても毎回違う商品が並んでいるしまむらです。

3. 出店方針

安易な店舗拡大は地代が高い日本では命取りになることがあります。そんな中、しまむらが取っている方法はズバリ「精度重視」。失敗する場所には出店しないというものです。成果は如実に現れていて、2002~06年で出店86店のうち退店したのはたった1店だけです。いかに失敗をしないで出店するかという難しい問題を、しまむらは綿密な調査をすることによって可能にしています。

4. 経営

安定した成長力を誇るしまむらですが、直近3年の成長率は約10%という高い成果を誇っています。その秘訣は経費を下げること。他社の半分ほどの経費で経営し、営業利益率を高くする戦略が成功し、高い成長率を見せているのです。

4つの観点からしまむらの経営戦略について分析してきましたが、しまむらの凄さをわかっていただけたでしょうか。ポップティーンでは特集が組まれ、ネット上ではアスキーアートがカワイイと評判のしまむらです。今一度、しまむらの経営戦略について考えてみてはいかがでしょうか。

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