遂に上場へ!奇跡の会社リクルート社の経営戦略とは

「リクナビ」「SUUMO」「じゃらん」「HotPepper」などで有名なリクルート社が2012年10月1日付けで持ち株会社制に移行し、上場へと向かいます。そこで、今回は、数々の情報媒体を生み出し続けるリクルート社が、どのように上場に至るまで成長してきたのか、その経営戦略をご紹介します。


■リクルートとはどんな会社か

リクルートは、1960年、江副浩正によって創業され、あらゆる分野で情報サービスを提供してきました。ベンチャー起業家を多数輩出し、今では人材輩出企業としての地位を確立しています。社員なら誰でも参加できる新事業コンペを早くから導入しているため、若手社員であっても事業を起こすことが可能な開放的な社風であるため、起業家になる人材を育てることが可能なのです。

■優秀なプロジェクト・リーダー

リクルートでは、各プロジェクトに対して、特徴的なリーダーがいます。そのリーダーは、行動の最高責任者として、起こったことを説明するだけでなく、「これから何が起こるか?何を起こすのか?どのようにして実現するのか?」を語ることが出来る人間なのです。

また、そのプロジェクト内では、マネジメントをメンバーが最小の努力で最大の業績をあげるための仕組みを作ることととらえ、自身のやり方を押しつけることなどしません。

■HotPepper事業では

営業利益100億という大規模事業に成長したHotPepper事業では、来るネット時代を見据えて紙でスタートしました。ネットであれば、掲載料無料が当たり前の世界ですが、あえて紙から始めることで掲載者から金を得る仕組みを根付かせたのです。 
また、デフレに対するアンチテーゼとしてクーポンを利用しました。定価とクオリティを下げずに、ユーザーに対してサービスが提供できるように、かつ効果を測定できるものとして、クーポンは成功したのです。

■上場の狙いは

2012年10月1日付けで、リクルート社は上場へと向かいます。これまで銀行からの借入のみに依存していましたが、市場からの資金の直接調達が可能になることで、特に海外市場でのM&A(合併、買収)を推進する狙いがあります。

優秀な人材を輩出し続けるリクルートという奇跡の会社は、これからどのような経営戦略をとるか気になるところですね。

「Hot Pepperミラクル・ストーリー―リクルート式「楽しい事業」のつくり方(平尾 勇司)」の詳細を調べる

    
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