「ユニクロ」と「しまむら」の経営戦略

なんと、2012年秋に

プランタン銀座

の6階、7階に"ユニクロ"が出店する事が決まったそうです。日本全国のみならず、世界各国を股にかけていると言っても過言ではない"ユニクロ"。しかし、その対極に位置する"しまむら"がひっそりと着実にブームを巻き起こしているのをご存知でしょうか? 今回は両社の経営戦略の違いを比較してみたいと思います。


■経営の仕方

"ユニクロ"は、

強烈で創造的な破壊の経営

と言われています。2001年8月には売上4186億円、経常利益1032億円で専門店前代未聞の偉業を達成するなど、常に圧倒的な存在であり続けます。"しまむら"は、

安定した成長力の経営

と言われています。"しまむら"の粗利益率は業界随一の30%と低いです。この数値が実現したのは、経費率が20%と低い為です。そして、低粗利益でも低経費のため、営業利益率は高く、競争力があります。

■新規出店の仕方

"ユニクロ"は積極的に各地に出店を試みて、もしそこで売り上げが上がらなければ即撤退です。2002-2006年の間に出店した数は387店。そのうち191店は退店しました。"しまむら"は土地土地で綿密な調査を行い、それを元にいかに失敗しない店舗を出店するかを考えます。2002-2006年の間に出店した数は86店、退店したのは1店です。

■仕入れの仕方

"ユニクロ"はSPA(製造直販ビジネス)と言う方法を取り、問屋を通しません。"ユニクロ"は同じ商品の色違いを沢山取り扱っていますが、これは、SPAを生かすために同じ商品をいくつも生産しているからです。"しまむら"はごく普通にメーカーや問屋から商品を仕入れる一方で、販売を内包化しました。"しまむら"は洋服以外にも座椅子やふとんカバー、靴やバッグなども取り扱っていますが、追加補充をしない為、商品数はそれほど多くはありません。

"ユニクロ"は、

同一商品の大量買い

を一番の狙いとし、"しまむら"は、

流行の洋服の多数購入

を一番の狙いとしているようです。経営戦略は違えども、利益を伸ばしている"ユニクロ"と"しまむら"の経営手法を参考にしてみはいかがでしょうか。

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