財務諸表から会社の実力を見抜くコツ。安全性、収益性、成長性から分析しよう!

投資や融資の際に、財務諸表から会社の本当の実力を見抜くことが大切です。今回は、会社の実力を見抜くコツを紹介します。


会社の実力を見抜く優先順位

会社の財務諸表からその会社の実力を見抜く場合には、優先順位があります。

1. 安全性
2. 収益性
3. 成長性

の順番です。

1. 安全性を最優先

最優先すべきは、短期的に倒産する懸念がないかどうかを見抜くことです。どんなに収益力があっても、短期的に倒産ということになると、どうにもなりません。株式を買っている投資家、お金を貸している銀行、商品を売って与信を与えている仕入れ先、働いている従業員など、会社の利害関係者にとって、最も大きな影響があるのが倒産だからです。

倒産すれば、当たり前ですが、会社そのものがなくなります。株式も融資も債権もすべて価値がなくなってしまいます。雇用の維持もおぼつきません。会社の「安全性」を見抜くということが財務諸表を読む上で最も重要なのです。

2. 収益性で現状を分析

そして、安全性の懸念がなく、当面、倒産する心配がないということであれば、次は「収益性」を見ます。十分な利益を出しているかどうかです。収益をあげていなければ、じり貧となり、将来的に安全性に影響を及ぼすようになるからです。

3. 成長性で今後の可能性を判断

そして、収益性を分析することができれば、次は「成長性」です。現在の安全性や収益性を維持発展できるのか、今後成長するのかどうかということです。

ベンチャー投資では、成長性を最優先にしますが、ベンチャー投資は、ハイリスク・ハイリターンで、バクチ的な要素も強いため、例外的な見方です。

一般に会社を見る場合には、「安全性」→「収益性」→「成長性」の順で見ることが重要です。

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