経費感覚を養え! 利益を上げる会社経営の考え方

カンブリア宮殿で放送されたJALの再建で、ビニール袋や軍手にまで原価が書かれていた場面にびっくりした人も多いのではないでしょうか。一般社員だとなかなか見えない備品の原価を知るだけで販管費をおさえることができます。今回は、会社経営における経費感覚の考え方を紹介します。


■経費感覚を養え

例えば、工場の現場を歩いていて、原料や金具が床に落ちていると、

「この原料がいくらすると思ってるんだ。会社のものだから、落ちていても何とも思わないんだろう。もし、自分のお金で買ったものが一個でも落ちていれば、身を切られる思いがするはずだ。そういう思いでモノをつくらなかったらいかんではないか」

と考え、現場の従業員にも注意をしましょう。本当の仕事をするならば、頼まれ仕事、雇われ仕事、やらされ仕事ではいけないのです。従業員にも、床に落ちている原料を見て、身を切られるような思いになってもらい、現場を回ることが大切です。

■「売値-原価=利益」

「原価+利益=売値」という考え方ではなく、「売値-原価=利益」であると考えて、売上最大、経費最小に徹するよう経営することが大切です。原価感覚を養いましょう。

■値決めが経営

営業の安易な値下げで、製造だけが苦労を強いられることは多いですよね。値段を安くすれば、注文はいくらでも取れるが、それは、営業として決して誉められたことではありません。営業の使命とは、

「この値段なら結構です」

とお客さんが喜んで買ってくれる最高の値段を見抜くことです。これより安ければ、いくらでも注文が取れるが、これより高ければ注文が逃げてしまう。そのぎりぎりの一点を射止めなることが営業の使命なのです。値決めが経営で何よりも大切なのです。

今回は、「アメーバ経営 」(著/稲盛 和夫)より経費感覚を養い、利益を上げる考え方を紹介しました。稲盛和夫さんから会社経営を学び、会社の利益を上げましょう。

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