業務は単純化してコスト削減せよ!

営業から運用に仕事を渡す時や、営業から開発に仕事を渡す時に慣れている業務フローが複雑でコストがかかっていることが大企業ではよく見られます。こうした複雑な業務を単純化するとコストが大幅に削減できます。今回は、業務の単純化によってコストが削減される考え方を紹介します。


■業務の単純化によってコストが削減される時に考える6つのこと

1. 複雑になる程無駄が増える

業務が複雑になればなるほど、無駄な業務も増えてしまいます。効率を高めるには単純化するしかありません。

2. 仕事の大半は常に顧客のニーズからかけ離れている

大半の仕事は無意味で、行き当たりばったりで、見当違いで、無駄が多くなってしまいます。そのため、顧客のニーズからは離れてしまうのです。

3. 仕事のごく一部が顧客から喜ばれている

顧客から喜ばれていることは、仕事のごく一部に過ぎず、かつ効率も高いものです。それが実感できないのは、宝石(効率的な仕事)がごみの山(無駄な業務)に埋もれてしまっているからに他なりません。

4. どんな企業でも、生産的な力と非生産的な力が混ざり合っている

どんな企業であっても人、関係、資産、全てにおいて生産的な力と非生産的な力が混在しています。

5. 生産性が低い仕事の駄目さは目立たない

生産性が低い仕事は気づかれにくいものです。というのも、ごく一部の生産性が高い仕事が支えらているため表層化しづらいのです。

6. 仕事を少なくすれば飛躍的な改善が常に可能

明らかにしづらい生産性の低い仕事を少なくすれば、生産性は格段に向上します。そのためには、仕事のやり方を変える必要があります。

■収益性が低い業務は切り捨てよう

業績の足を引っ張っている分野については、収益性が最も高い分野の、75%-90%の水準まで、生産性を高められるかどうかを基準にして、その見込みがあれば残して、見込みがなければ切り捨てましょう。切り捨てる際には、以下の3つの考え方が重要です。

  1. 役に立っているのは事業のごく一部だけ。
  2. 顧客に提供する価値は、懸命に見えにくく、常に不均等である。
  3. 大きく飛躍するには、顧客に提供している価値とその価値に見合うコストを測定し、比較しなければならない。

道路に例えるなら、大企業の業務フローは交通事故を起こしている状態です。業務フローの単純化には冷酷さが必要になりますが、実践する価値があります。運用コストを下げたい企業は取り組んでみてはいかがでしょうか?

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