柳井正はいかに世界と戦ってきたのか? 会社経営者のための仕事の掟

言わずと知れた、ファーストリテイリング代表取締役会長兼社長の柳井正氏。ファーストリテイリングでは特に「ユニクロ」が代表的ですが、「ユニクロ」は今や世界中に展開して、中国市場へも果敢にチャレンジしています。そんな柳井正氏はいかにグローバル展開へと臨んでいたのでしょうか。今回は柳井正氏が教えてくれる、会社経営者のための仕事の掟を紹介します。


■仕事に悩んだ時の解消法

誰しも悩みを抱えるもので、それは柳井正氏でも同じこと。柳井氏は、悩んだ時には、夜、寝る前に机の前に座って、頭の中で現状の問題点をすべて整理します。解決できることに関しては解決までの工程表を作って、スケジュールを守って作業に着手するのです。一方で、解決できないような個人的な悩みや、忘れられない過去の失敗もあることでしょう。それもちゃんと書き出して、自分なりに悩みの正体を見つめます。書いていくと問題点の場合は解決法が浮かんできますが、どうしても解決法が浮かばない場合は翌日、上司や同僚に相談してみます。

また、問題点だけでなく、自らの理想を紙に書き出してみると良いでしょう。夢や理想を意識することで到達すべき目標に近づき、自身の成長にもつながるのです。そして柳井氏は、

「解決できない、単なる不安は放っておく。考えるだけ無駄だ。」

とも述べています。

■仕事人としての心構えとは

好きな仕事に嫌な仕事があることでしょう。けれども、仕事のえり好みをしてはいけません。なぜなら、優秀な人は次から次へと新しい仕事を任されているので、自分のやりたいことだけやるという姿勢では通用しないからです。そもそも、仕事に向き、不向きというものはありません。10年やればどんな仕事であれ、ものになります。

■仕事と生活習慣

仕事と生活を考える上で大事なのが、

  • 悩まないこと
  • 疲れないこと
  • 自己管理を怠らないこと

の3つ。当たり前のようでいて、なかなか出来ないことです。

悩まないこと

寝る前など一人でいるとついつい自分の中の悩みを肥大化させて不安になりがち。けれども、ベッドに入ったら悩まずに、不安を持ち越さないようにしましょう。

疲れないこと

仕事で疲れた身体を癒すには、睡眠と規則正しい生活に尽きます。生活のリズムが崩れると、体調が悪くなって思考力が低下してしまうのです。休暇を取ることも時には大切です。

自己管理を怠らないこと

精神的にも肉体的にも疲労を残さず、努力し続けられるように自己管理をしましょう。土日も出社しては仕事詰めなどしたら長続きは出来ません。仕事とはずっと続けていくものなので、続けられるように仕事の仕方も考えてみましょう。
 

■グローバル展開をするにあたって

「ユニクロ」がここまでグローバル市場を生き抜き、成長したのはいったいどうしてでしょうか。柳井市は、グローバル展開するにあたって、特定の国を意識した商品は作ることはしませんでした。むしろ、世界に通用するような商品、マーチャンダイズ、マーケティング、サプライチェーンを確立していたのです。現地で流行しているものを真似たところで、真似たものは本物には敵わない上、社内の士気も下げてしまうのです。

日本の最も優れた経営者の一人である柳井氏。その仕事に対する向き合い方は会社経営者だけでなく、全てのビジネスパーソンに参考になるのではないのでしょうか。

参考本

「柳井正の希望を持とう(柳井 正)」

「ユニクロ柳井正社長が大推薦の本!プロフェッショナルマネージャーの要約・感想」

    
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