会社の歴史を背負うクラッカー

「あたり前田のクラッカー」は日本でももっともベーシックなダジャレのひとつであるといえるでしょう。もともとこのフレーズは、『てなもんや三度笠』の中において藤田まことがCMで発したフレーズとして話題となりました。前田のクラッカーは、大阪の菓子メーカーである前田製菓が販売している商品であり、番組のスポンサーであったために出演者がCMに出ていたというわけです。


今も売っている?

実は驚くべきことに、前田のクラッカーというのはいまも販売されています。現在は名前が知られているためか、大阪土産のひとつとして大阪の主要駅で購入可能となっています。手軽なお土産として人気のある商品のひとつとなっています。さらに災害時の非常食として保存がきく缶詰入りのクラッカーもあります。

会社の歴史とともに

この「あたり前田のクラッカー」というのはいつごろの時代の話なのかといえば、『てなもんや三度笠』が放送開始となった1962年、昭和37年のことです。東京オリンピックの2年前であり、まだ新幹線も開通していません。そんな昔からあるとは驚きではないでしょうか。さらに前田製菓自体が、会社となったのは1957年です。(創業はさらにさかのぼって、大正7年、1918年です)『てなもんや三度笠』の放送開始年は1962年ですが、1966年に資本金を増資し、販売部門を前田クラッカー株式会社として設立させました。「前田のクラッカー」は会社の歴史そのものであるということもいえるでしょう。(写真はイメージです。実際の製品ではありません)

    
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