ホンダ創業者本田宗一郎の経営哲学

車に乗っているなら誰でも知っているHONDA。本田技研工業を創業した本田宗一郎からは学ぶべき経営哲学がたくさんあります。ビジネスマンが知っておきたい名傾斜の経営哲学を紹介します。


■働く人たちに安心感を

本田宗一郎の企業家精神から見たら、日本の現状は不満だらけですよ。なぜかといえば、もとが正しくない。総理大臣や代議士っていうのが国民に責任もってるとはいえない面がある。総理大臣は偉いんだが、総理大臣の役目を果たさなきゃ偉くないんだ。

それから、もうひとつ本田宗一郎がいいたいのは、働く人たちに安心感を与える行革でなければならないということ。これは手を真黒にして働いてきた本田宗一郎の実感です。行革の効率をあげるためには、実際に働いている人の気持ちや誇りを傷つけない配慮が大事だと思います。

■思いなおして

社長の職を退いた当座は、相当な我慢をしなければならなかった。本田宗一郎は根っからの仕事好きである。朝になれば仕事をやりたくなる。やめた後も、朝になると車に乗って何度か研究所へいこうとしたことがあった。半ばは無意識であるが、半ばは気になるものがある。

しかし、途中信号待ちをしていて、ふと考える。いま本田宗一郎が前と同じような顔をして研究所へいったら、もとの立場にかえってしまうではないか。後を任せられて頑張っている人たちの自立心を、任せた自分がぶち壊してしまうことになる…。思いなおし、引き返して家に帰る。こんなことを、何回繰り返したであろうか。

会社の引き際の大切さがわかります。

■老兵がいつまでもがんばったら

日本の現在の隆盛を考えると、たしかに日本人の努力によって、ここまでになったのだけど、日本人の努力というのも、元をただせば、日本が負けたことによってマッカーサーがきて、かつての財閥を解体したりして、それまでの工業の指導者であった年寄りがいなくなって、若い人間のパワーが出た。上のほうにいつも年寄りがのっていたら、日本の現在はなかったでしょう。

だから日本がこのままいって年寄りがいつまでもがんばっていたら、どんどん進む世の中に年寄りが大きなブレーキの役割を果たしてしまうのではないか。老人ばかりになったら、日本は近いうちに没落するでしょうね。

稲盛和夫も尊敬する本田宗一郎。経営を志す人なら一読してみてはいかがでしょうか?

「やりたいことをやれ(本田宗一郎)」の詳細を調べる

    
コメント