1枚の「葉っぱ」を巨大な利益に変えた1人の男から新規事業のコツを学ぶ

皆さんは

株式会社いろどり

(以下いろどり)をご存知でしょうか? 徳島県上勝町と言う四国の小さな村に

いろどり

はあります。

いろどり

は、料理などに添えられる"葉っぱ"を販売する事を主な事業としています。中心となって働くのは、70,80代の女性達で、中には年収1000万円も稼ぐ人もいます。創業者であり、社長である横石知二さんは一体どの様に1枚の"葉っぱ"を利益に変えていったのでしょうか。1枚の「葉っぱ」を巨大な利益に変えた1人の男から新規事業のコツを学びます。


■創業者は、町に就職してきた"余所者"

横石さんは20歳で上勝町に就職しました。当時の主産業はみかん、林業、建設業だったのですが、産業は伸び悩み、人口の流出も後を絶ちませんでした。主産業は高齢者には負担が多く、男性は朝から役場で酒盛り、女性は朝から晩まで他人の悪口を言って過ごしていました。「町を改革しよう」と横石さんが声を上げても「余所者が」と罵倒されるばかり。しかし、ある年の異常寒波でみかんが

全滅

してしまったのです。

■"葉っぱ"との出会いは、料亭。しかし、結果は……

自家用野菜を売ったり、高原野菜を売る事で、何とか町民の収入を異常寒波以前と同じ水準に戻し、信頼を得た横石さんは、次の手段として、料理に添える"葉っぱ"を販売する事を提案しました。町民に反対されつつも、数人の強力者と共に商品化しましたが、全く売れませんでした。横石さんは何度も料亭に通い、研究を続けた末、漸く値段がつくようになり、徐々に生産者も増えていきました。

■絶好調の中、訪れた転機

横石さんが就職してから17年が経った頃、『彩』と名付けられた"葉っぱ"事業は1億を突破しました。家庭を省みず、『彩』一筋でやってきましたが、そろそろ子供の将来を考え退職を決意する事にしました。しかし、町民から嘆願書を手渡されてしまい。結果、町の役場付と言う異例の転籍になりました。しかし、現場から退いた事で、『彩』の売上はがた落ち。現場に復帰する為、上勝町が資本を持つ、"第三セクター"を立上げる事になります。

■『彩』のさらなる発展

現場責任者として舞い戻ってからは、中心となる70,80代の女性達がパソコンを活用し、よりタイムリーに、ロスなく注文を受けられる体制を作りました。その頃からマスコミなど多数のメディアに取り上げられる様になり、町を訪れる視察者も増え、売上もあがり、ますます町は活性化していきました。

横石さんは、単なる"町興し"だけに奮闘したのではなく、町民一人一人に"自分が出来る仕事"を与え、「自分が必要とされている」と言う生きがいを持たせた事により、町全体を活性化させる事が出来たのではないでしょうか。新規事業を考える上で「葉っぱ」ビジネスの成功を参考にしてみてはいかがでしょうか?

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